検定だいすきまる
初めまして。クラウドファンディング事業をやっている『CAMPFIRE』で音楽事業部とプロモーション部を担当している、岡田と申します。
僕は、1979年東京都出身で、学生時代に一度親に勘当されつつも、なんとか2002年にエイベックス株式会社に入社しました。その後2011年に独立、株式会社ハレバレを設立して、現在はSKY-HI、ぼくのりりっくのぼうよみ、Awesome City Club、まらしぃ、ゆよゆっぺ、MYTH & ROID、SCREEN mode 、出雲咲乃、SANABAGUN.など、年間で40組近いアーティストのプロモーションやブランディングなどを担当させていただいております。
またLINE LIVEで放送中の番組『さしめし』をはじめ、いろいろなメディアで動画制作などを行っている株式会社Candeeでも、新規事業や広報まわりのお仕事のお手伝いをしております。
今回は初回ということで、CAMPFIRE社内で実施される『CAMPFIRE検定』のことをピックアップしたいと思います。
この検定の目的は、100点満点を取ることではなく、検定を通してCAMPFIREというサービスを理解すること、とされています。
問題数は計171問。その中身はサービスの決済・仕様・歴史など、運用に関わる内容が網羅されており、しかも結構難しい設問ばかりです。
問題の一部を取り上げると、
「CAMPFIRE史上、もっともPVを稼いだプロジェクトは?また、その理由は?」「CAMPFIREから各決済代行会社への手数料はそれぞれ何%か?」
などなど。
もちろん、調べることを前提としていますが、調べること自体が大変な設問もあります。
実は、CAMPFIREの社員の8割は、2016年2月に家入が代表になってから入社したスタッフです。日々の業務には、さして差し支えはない、でも長期的な目で見たときには知っていないといけないような知識は沢山あります。そういう知識を、社内の検定という形で深めよう、という取り組みが『CAMPFIRE検定』です。
検定で良い点数を取るには、過去のプロジェクトを遡ったり、色々な数字を検証したりしないといけませんので、自然とCAMPFIREのサービスについて詳しくなっていく、という仕組みです。
プロとして知っていなければいけない知識なのに、「直接の業務にはそんなに支障がない」とか、「日々のルーティンに追われてちゃんと勉強する時間がない」ということは、どの職業にも共通してあることなのではないでしょうか。
自分がずっとお世話になっている音楽業界でも、業界で共通の検定を作ったりしたら面白いのでがないかなと考えています。「この媒体のこの番組に応援してもらうにはどうしたら良いのか?」とか、「このCD屋さんで応援体制作るにはどうやったらいいのか」とか、知っていればなんてことはないことをみんながちゃんと知っていれば、もっと会議も効率化が測れるんじゃないかなって。
どなたか一緒に『音楽業界検定』、作りませんか?