思考のろくろと3要素
過去の辛い体験を
記憶の奥底に
封じ込めていたはずなのに
現実直視が避けられない事態に
遭遇したことで
再びトラウマが蘇り
落ち込んでしまったことなどは
なかっただろうか。
辛い体験の根本原因は
自分自身が無意識のうちに
作り上げてしまった悩みにあり
過去体験の点を思い出しながら
点の延長線上にある
未来を想像してしまうことで
同様の問題が繰り返されてしまう。
この特性を生かし
悩みをポジティブ視点に
置き換えることで改善ができる
①思考の形成
「思考のろくろ」をぐるぐる回転させながら
水分(潤滑剤)を注入していくことで
思考が伸ばされ(形成)、
表面が磨かれていく。
②思考の3要素
材質
心の材質が変われば特性が変化していく。
知識を知識のままとせず
実践することで
材質変化が起こるため
何の知識を手にいれられるかが
鍵となってくる。
形状サイズ
心に どのような外力が働くのかを
意識しながら形状サイズを見極めていく。
(押す、引く、曲げる、捩じるなどの外力)
板厚
考える力を循環させるための
心のスキマ(板厚)を設けてあげること。
最小板厚を確保できたなら
心の強度アップのために板厚を上げていく。
③「思考のろくろ」を回転させる際の
回転スピードや指の接触面積、
接触圧の勘どころを意識していく。
上記を実践することで以下の効果が得られます。
①思考サイズを立体的に拡大させることで
ストレスの掛からない選択ができるようになる。
②材質や形状サイズ、板厚を意識することで
心の耐性が備わり
多少のストレスでは落ち込まなくなる。
③「思考のろくろ」の条件出しを
決めておくことで
いざという時のたった一つの決まりごと、
一人では判断せず
パートナーに相談できるようになる。
心の奥底に封印された記憶や経験と向き合い、
前に進むためのツールとして
思考のろくろを ぜひご活用ください。