前職で受けたパワハラについて
前職では23歳に入社し、10年間勤めました。
何故やめたかというと、段々と経営不振や人員不足の状態となり、一人当たりの業務量の増加や制作以外の業務がメインになる状態が続いたため負担を感じながらも仕事に取り組みましたが、体調を崩し退職しました。
私が入社したころに、社長が「これからはデジタル教材の時代だ!」と息まいたらしく、求職サイトのFind Job!(今はサービス終了)でFlashアニメーション経験者という内容で応募があったので書類を送りました。ところが、1日早く会社に行ってしまい、総務の方に「面接は明日ですよ」と言われ、帰りました。
次の日に行ったら、社長は特に咎めもせず、ポートフォリオを見もせず、即採用になりました。
そこから、Flashの業務に入ったは良いのですが、ActionScript3.0(Flashのプログラミング言語)知識を持った方が、いつの間にか退社してしまい、頼れる人が居ませんでした。
孤軍奮闘で、外注さんが作ったテンプレートを解析する日々、やっと外注さんに頼らず社内でデジタルコンテンツを作成、納品することが出来ました。今は失われてしまったFlashの技術、今も続いていたらどうなっていたのでしょうか。
それからは動画を作成したり、Adobe AnimateCCでHTML5ゲームを作成しました。
説明する書籍が無かったのでYoutubeで外人の方の説明動画を見て、コードを模写して動かしました。しかし教育系のデジタルコンテンツは「おまけ」として扱われることが多く、売り上げが上がりませんでした。マーケティングも良く分からないまま、英語や数学の解説動画を作成してはYoutubeにアップし、再生回数2桁。
クライアントから動画作成の仕事が来たと思いきや、社内でとても回せる量ではないのに上司(動画作成が出来ない)が受けてしまい、なんとか精神を削り、やっと外注に頼むことができ、マニュアルを作成しながらぎりぎりまで残業し、近くの沖縄蕎麦屋でソーキそばを食べることだけが楽しみでした。それでも、社内の人は優しかった(洗脳)ので、朝来たら私の大好きなちいかわのお菓子が置いてあったり、体力0だったのが10くらいになったりの繰り返しで、ファミマでコーヒーを買い、エスタロンモカ(カフェインのやばいやつ)を飲み、会社の人が会議に行くたび、私の悪口を言っているんだ!と妄想をするほど病みました。
やっと退社の意志を伝えた時、これからいっぱい休んで元気になれるんだ!と思いましたが、真の地獄はこれからでした。退職日にお局様に呼ばれ、怒られました。理由は、お局様①とお局様②が仲が悪く、私は二人とも好きだったので仲を取り持とうと嫌いなのか?お局様②に聞きました。すると、そうではない、という答えを聞けたのでお局様①に意気揚々と伝えました。そしたら激怒激怒で混乱しました。理由は書くと長くなるのですが、勝手にふたりの仲を取り持つんじゃない!!!!!とのことでした。なので、もう他人の仲を取り持つのはやめようと思いました。これが前職で学んだ最後の事です。
なぜ退職日に怒られて泣いているのだろう、と悲しくなりました。私の10年は何なんだったのだろう?頑張ってきたのに、社長には売り上げが悪いから教育しなおしてやる!と言われ、教育役の派遣社員を雇うからね、と上司の上司にずっと言われて、楽しみにしていたのに結局その人は来ませんでした。
私の10年は何なんだったのだろうか、5年くらいで見限ってやめれば良かったのか、人生が真っ暗になりました。まず、飴と鞭です。本当に嫌になったら普通人は会社を辞めます。ですが、ときどき優しくしてくれる、DVみたいなものですね。それに正社員という立場です。親に仕事辞めたいと言ったら正社員なんてもうなれないよと言われました。親にも会社にも言わず、こっそり精神科に行き、後ろ盾を作りました。私は会社と家庭によって精神を病んだ人間だと振舞いました。今は求職活動が出来るまでに回復しましたが、朝犬の散歩に行くと太陽が気持ちいいです。
世界は良い天気です。
就職してお金欲しいです。
根性はあります。