「通信の灯を世界へ届ける」海外を横断した元モバイルストアマネージャーが立ち上げたBeaconLinkの挑戦

こんにちは、BeaconLink合同会社 代表の阿部です。

私はもともと、株式会社ディポップスにてモバイルのキャリアショップマネージャーとして、長年にわたり通信業界の最前線でお客様と向き合ってきました。
夏休みや春休み前になると、現場で感じたのは、お客様の海外旅行への不安です。日本の携帯キャリアの国際ローミング料金は高いことで知られており、設定を間違えてしまうと数万～数十万円の高額請求になってしまうこともあります。

そして、意外にも携帯キャリアに勤めるスタッフも、海外向けの通信サービスに疎く、しっかり応対できない場面も多いです。スタッフの方を擁護すると、ショップに訪れる人の多くは、当たり前ですが日本でのスマホ利用を目的に来店されます。そのため、カタログを見て案内する機会が少なく、他の業務も多くあるため、なかなか海外向けの通信サービスをインプットする時間をとれないのが実情です。

お客様も満足のいく回答が得られないまま、お店を後にする場面も多くみてきました。せっかくの海外旅行なのに、通信サービスへの不安を抱えたまま渡航しなければならないのは、私たちも本望ではありません。

私自身も、28歳のときに海外20ヵ国をバックパッカーで横断しましたが、スマホで上手くインターネット接続ができず、ベトナムの見ず知らずの土地で途方にくれた記憶があります。

そんな経験もあってか、2024年にBeaconLink合同会社を設立。
「距離を超えて、人のつながりの基点になれる価値の提供」をミッションに、海外旅行者向けのeSIMストアをオープンしました。

現在は、世界133カ国に対応する「JapanConnect eSIM（ジャパンコネクト・イーシム）」を中心に、アウトバウンド・インバウンド両方のニーズに応える通信インフラを整え、マーケティング・販売・サポートまで一貫して行っています。

また、自社のオウンドメディアとYouTubeやInstagramなどのSNSを通じて、海外旅行で通信費を抑える知識やeSIMのリアルな使い方、トラブルシューティングの情報を発信しながら、より多くの方に海外旅行でのスマホ通信を安心して利用していただけるよう努めています。

私たちBeaconLinkは、まだ小さなチームですが、世界中の旅行者に「繋がる安心と自由」を届けられるよう、デジタルマーケティングによるプロダクト改善の挑戦を続けていきます。

海外では特に、いつも一緒にいる人と離れ離れになり、不安になる場面も多いはずです。
国が遠くてもスマホのネットワークがもたらす繋がりの「灯」は、また別の誰かの灯となっていく——そんな連鎖を信じて、今日も海外旅行の準備をする方々に向けて役に立つ情報を届けます。