あきらめない心がもたらす運命
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挫折からはじまった物語
大学受験に失敗し続けた私。英語が苦手すぎて、受験した大学はすべて不合格でした。
そして、英語の試験がない日程の大学を見つけ、ようやく合格。そこで経営情報を専攻することになりました。
システムエンジニアとしての成長
大手SIerのDTSに入社後、2年目で早くもリーダーに抜擢。4人のチームを率いてWebシステム開発を成功させました。
その後フリーランスで働いた、大手銀行の与信管理システム開発でも案件リーダーを任されることに。
その頃から、より成長するために苦手な英語を克服したいと考えるようになりました。そして、3ヶ月のNZ留学を決意しました。
予想外の展開
留学後のTOEICは、まさかの360点。留学中に多くの外国人と話して、多少は英語ができるようになったと思ったのに…。
さらに、留学後に就職した会社では月200時間の残業を経験。英語学習どころではない日々が続きます。
ところが偶然知り合った外国人から、思いがけない言葉をもらいます。
「キミなら、海外で働けるよ。TOEIC高得点の日本人より、キミの英語の方が理解できる」
TOEIC360点の私に、海外での可能性があるというのです。
あきらめない心
「英語ができないなら、環境を変えてしまえばいい」
負けず嫌いな私は、システムエンジニアからホテルのフロントスタッフへ転身するという思い切った選択をしました。しかし、現実は思ったとおりにいかず、ホテルでの英語は意外にもに限定的。
そこでSEに戻り、まばたきの時間すら惜しんで、定時に帰るよう心掛けました。
人生の転機
その頑張りを神様が見ていたのでしょうか?
お客様からニュージーランド出身の男性を紹介されます。しかも、私が移住を目指していたイギリス在住の人でした。
いや、棚ぼた過ぎる。私は警戒しながら彼と話しましたが、ビール好きやスター・ウォーズ好きなどの多くの共通点がありました。
これは単なる偶然ではなく、あきらめない心のおかげかもしれません。
もし、「TOEIC360点の私には無理だ」「残業が多すぎて勉強できない」「転職してもダメだった」と、途中で諦めていたら、この出会いは全く無意味なものになっていたはずです。
諦めなかったからこそ、新たな道へ!
こうして私は2014年にイギリスへと移住しました。
しかし、移住後の1年は試練の連続。母の他界、3度の引越し、3度の流産を経験。さらに卵巣嚢腫の手術も乗り越え、ようやく出産。その後、コロナ禍が始まります。
さらなる挑戦
パンデミックをきっかけに、オンラインでの働き方を模索。英語コーチとして起業します。
独学でコーチングを勉強しましたが限界を感じ、AWA Global でプロコーチングの技術を学習しました。さらに実践の場として、日本のITプログラミングスクールでコーチとしても活動を開始しました。
またゼロからのスタート
ニュージーランド出身の夫は、幼少時にオーストラリアに引っ越し、イギリスで就職という経歴の持ち主です。
そんな彼の口癖は「オーストラリアに帰りたい」
冬は暗くてジメジメしたイギリスに嫌気をさしているようでした。
とうとう結婚10年目、本気で豪州移住したいと懇願されました。
「また新しい国で、全部やり直し!?」
悩んだ挙げ句、やってみなければわからないと考え、引っ越しを決意します。
ここでも多くの困難が待ち受けていました。困難に直面するたびに、私を支えてくれたのは、クライアントの皆さんとの対話から得た言葉でした。
それは、
- 諦めたら、そこで終わり
- 必ず解決すると信じる
- やってみなければ分からない
- 今やれることをやる
このように、私はクライアントをサポートしながら、逆にサポートしてもらえていることを感じます。
私のミッション
英語学習とシステム開発、両方の経験を持つコーチとして、より多くの日本人がグローバルで活躍できるようサポートすること。それが私のミッションです。
挫折や困難を乗り越えてきた経験だからこそ、一人一人の可能性を最大限に引き出せると信じています。