「情報交換しませんか?」に要注意!ビジネスマッチングアプリYentaの賢い使い方
フリーランスの人にとっては「実力より人脈力のほうが大事」と言っても、きっと過言ではないはず。かくいうぼくも、今年の頭からフリーで活動しておりますが、新しい人脈をつくるのに苦労しております。
異業種交流会とやらに乗り込んでも、あまり溶け込めずだいたいお地蔵さん状態になってしまうので、もっと時間をかけずに、そしてできるなら、仕事をくれそうな人と知り合いたい。
そこで、取り組んでいるのがスマホの出会い系アプリです。
男女の出会い系アプリはたくさんありますが、ビジネスの出会い系アプリで、いまのところぼくが知っているのは、今年2016年の頭に本リリースしたビジネスマッチングアプリ「yenta(イェンタ)」のみです。
これはApp Storeのスクリーンショットですが、完全審査制はあまり気にしないでください。yentaは、カンタンに言うと、出会い系アプリTinderのビジネス版です。
毎日10人、ビジネスマンが出てくるので、
その人とマッチングしたい時は、右にスワイプします。で、マッチングしたら、メッセージの交換ができるので、そこで会って、仕事につながったり、つながらなかったり。
ぼくは10人くらいの人たちに会って、1つ仕事をもらいました。この確率が高いか低いかはわかりませんが、効率的に出会える自分のyentaのやり方を紹介します。
まず、10人の人が出てきたら、ノールックで右フリックします。
「この人会いたい!」と思っても、マッチングしなければ意味がありません。ですので、そこに時間はかけなくてOK。会ったほうがいいかどうかは、マッチングしてから考えればよいのです。
マッチングの最高記録は、10人で、平均すると、だいたい4人はマッチングします。そして、マッチングしても自分からメッセージは送りません。そこに時間をかけても、仕事につながるかはわかりませんし、メッセージ送る側より、送られた側のほうが、立場的にはじゃっかん上の力学が働くのでは?という読みからです。告白する側より、告白される側になるというか。
そして、メッセージが来ます。
このアプリを始めたとき、“ある言葉”に違和感をもちました。
「情報交換」という言葉です。ふだん、あんまり使う言葉じゃないような。文字のビジュアルが「情報商材」っぽいし。
じつはいろんな人が情報交換をしたがるのには、理由があります。
yenta側のメッセージ用テンプレートとして、用意してあるテキストなのです。
会う会わないの基準は、人によっていろいろあると思います。決済権をもってる人っぽい。年齢が近い人。代表取締役の人。 大企業の人。仕事したことがある企業っぽい人。でも「プロフィールを読まずに、メッセージ送る人とは、たぶん仕事仲間になれなさそう」というのは、なんとなーく感じてます。
そこで自分の自己紹介に
「情報交換しませんか?」ってなんかイヤですよね。そういうところの言葉を変えたりするのも、ぼくの仕事です。
という言葉を入れました。これはプロフィールを見ずにメッセージ送ってくる人のフィルタリングになっているのです。
出会い系のサクラのバイトをしていた友達が、「テンプレのメッセージをいろんな人に乱発するより、プロフィールを見て、その人に合わせたメッセージをやったほうがいい」と言ってましたが、おなじような理屈だと思います。
あくまで1ユーザーの意見ですが、参考にしてください。
「yenta - 完全審査制AIビジネスマッチングアプリ」
最後に、ぼくの会社のfacebookページのURLを貼っておきますね。
アプリの名前や、チュートリアルのテキストなどの仕事もお待ちしております。