オーストラリアでの保育士経験が教えてくれた「共感」と「デザインの力」
オーストラリアで保育士として働いていた時、私が最も大切にしていたことは「子ども一人ひとりに寄り添うこと」でした。文化や言語が異なる環境の中で、子どもたちやその家族と信頼関係を築くためには、ただルールや指導を守るだけではなく、相手の視点に立ち、共感する力が求められました。
例えば、初めて保育園に来た子どもが、言葉の壁や環境の変化で不安を感じていた時、私がまず行ったのは彼らの気持ちを理解し、安心できる居場所をデザインすることでした。おもちゃや絵本の配置を工夫し、自然と友達ができるような「遊びの場」を作ることで、子どもたちが笑顔を取り戻す瞬間に立ち会えたのは、私にとって大きな喜びでした。
こうした経験を通して、私は「人に寄り添い、ニーズを深く理解することで、新しい価値を生み出せる」という確信を得ました。この気づきは、現在私が目指しているUI/UXデザインの仕事にも通じています。
UI/UXデザイナーとして実現したいこと
現在、BONOのコミュニティでUI/UXデザインを学びながら、私は「人の課題をデザインで解決する」ことを目指しています。保育士時代に培った「観察力」と「共感力」は、ユーザーが本当に求めている体験を形にするための大切なスキルだと考えています。例えば、複雑な操作を簡単にしたり、誰もが使いやすいインターフェースを設計することで、ユーザーの日常に少しでもポジティブな変化をもたらしたいと思っています。
また、オーストラリアで異文化や多様な背景を持つ人々と接してきた経験から、「多様性を尊重したデザイン」を心掛けています。国や文化、年齢、性別に関係なく、誰もが安心して使えるデザインを提供することが、私の目指す理想です。
未来へのビジョン
これまでの経験を活かし、UI/UXデザイナーとして企業やプロジェクトに貢献できる日を心待ちにしています。デザインは単なる見た目の美しさだけではなく、人々の生活や心を豊かにする力を持っています。だからこそ、私は「共感」を軸にしたデザインを追求し続けていきたいと思います。
もし私のストーリーやビジョンに共感いただける方がいれば、ぜひお話しさせていただければ嬉しいです!