【朝礼スピーチ】人はトレードオフという考え方について、社内で話をしました。
自分の強みと弱みを知る重要性:トレードオフを受け入れる働き方
仕事をする上で、「トレードオフ」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。何かを選ぶことで何かを諦める必要がある、という考え方です。実はこれは物事だけでなく、人においても同じです。誰もがそれぞれの強みと弱みを持っており、それをどう受け入れるか、どう活かすかが大切なのです。
今回は、私自身の体験を交えて「トレードオフ」を意識した働き方についてお話ししたいと思います。
自身の強みと弱みを理解する
私は20歳のとき、屋台で起業しました。この経験が私のキャリアの原点となっています。
この背景が示すように、私は「あまり周囲の目を気にせず、行動や挑戦できる」という特長を持っています。
人が何を言おうと、それにとらわれず行動できることは、起業家としての大きな強みです。
失敗を恐れず、新しいことに挑戦する力が私の武器だと感じています。
しかし、強みがある一方で弱みも存在します。
私は組織に属することが得意ではなく、同時に「組織を成長させること」にも苦手だと認識しています。
また、子供の頃から多動傾向があり、一つの場所にじっとしていることが苦手でした。
そのため、社内で細かく目配りをしたり、繊細な気配りを求められる場面では他のメンバーに頼ることが多くなっています。
自分の弱みを補うチームの力
私が苦手な部分を支えてくれているのが、役員をはじめとする社内のリーダーメンバーたちです。
彼らは私が不得意とする「社内の細やかな運営」に尽力してくれており、私はそのサポートに心から感謝しています。
チームで働く際には、「全てを自分一人の力で成果を出す必要はない」という考え方が大切です。
それぞれのメンバーが自分の得意分野を活かし、苦手な部分を補い合うことで、全体として強い組織が作られていきます。
この補完関係が、私たちの会社を支える大きな力になっていると感じています。
強みと弱みをオープンにすることで得られる効果
リーダーとしての役割を果たすには、自分自身の強みと弱みを明確に理解し、オープンにすることが重要です。
それによって、他のメンバーとの信頼関係が築きやすくなります。
私は、自分の得意分野を活かして会社に貢献する一方で、不得意な部分をメンバーに補ってもらう形で日々の業務に取り組んでいます。
このように、自分の特性を素直に認識し、受け入れることでリーダーシップの質が向上します。そして、それがチーム全体の結束力や効率の向上にもつながるのです。
自分を知ることで得られる働きやすさ
最後に、私が日々意識していることをお伝えします。それは、「完璧な人間はいない」という当たり前の事実を受け入れることです。
強みを伸ばし、弱みを補い合うことで、人はより働きやすく、成果を出せるようになります。
皆さんもぜひ、自分の強みと弱みを見つめ直し、それをオープンにすることで得られる働き方の心地よさを感じてみてください。
自分自身を受け入れ、他のメンバーと補完し合いながら、チームの一員として輝いてください。
自分を知り、チームで協力して仕事に取り組む。これが私の考える、最善の働き方です。あなたも自分の「トレードオフ」に目を向けてみてください。
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このような内容を朝礼で話しています。内容をシェアさせて頂きました。