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門間琢也が薬剤師時代にエンジニアを志したいと思った理由

Photo by Alex Wigan on Unsplash

元薬剤師の門間琢也です。今回は自身がエンジニアを志すようになった理由を述べたいと思います。

私がエンジニアを志したのは、決して若い頃ではありませんでした。実は、私はもともと薬剤師として40年以上のキャリアを積んでいました。薬剤師という仕事は非常にやりがいがあり、人々の健康を支えるという意味で充実感のあるものでした。しかし、ある日ふと、自分の中で「新しいことに挑戦したい」という思いが芽生えたのです。そこからエンジニアへの道を歩み始めました。

技術の進化に触れたときの衝撃

薬剤師として働いていた頃から、医療現場では様々なシステムや技術が導入され始めていました。電子カルテや処方箋の自動発行など、かつては手作業で行っていたことが次第にIT化されていく様子を目の当たりにしました。その進化のスピードと、IT技術がもたらす利便性に私は驚かされました。

「この技術をもっと知りたい。自分でも使いこなしてみたい」——そう思ったのが、私がエンジニアを志した最初のきっかけでした。未知の世界であるがゆえに、逆にその世界への興味がどんどん膨らんでいったのです。

エンジニアリングの世界が広げる可能性

エンジニアを志すようになってから、独学でプログラミングを始めました。最初は難しいと感じることも多くありましたが、徐々に小さなプログラムが動き始めたときの喜びは格別でした。それはまるで自分が新しい言語を学んで、少しずつ会話ができるようになるような感覚でした。

また、エンジニアリングの世界は非常にオープンで、さまざまな分野とつながりやすいことも魅力の一つでした。医療の経験を持つ私にとって、システム開発は単なるプログラミングではなく、「どのようにして人々の生活をより良くできるか」を考える場でもあります。エンジニアリングを通じて、新しい医療サービスを生み出すことや、業務の効率化を図ることができると考えたとき、自分が持っている知識や経験をもっと活かせると感じました。

学ぶことで広がる可能性

独学でプログラミングを学ぶ過程で感じたのは、「学ぶことで年齢に関係なく自分の可能性を広げられる」ということでした。エンジニアリングの世界では、新しいことを学び続けることが当たり前です。そのため、年齢や経歴に関わらず、誰もが同じスタートラインに立つことができます。私はこの学びのプロセスにやりがいを感じ、「これなら自分も挑戦できる」と確信を持つことができました。

課題を解決する喜び

エンジニアリングには、問題を解決する楽しさがあります。コードを書いているとき、何か問題が発生しても、それを一つずつ解決していくことで前進する感覚は、薬剤師としての経験とはまた違った達成感があります。実際にシステムが動き、使う人に喜んでもらえる瞬間は、何にも代えがたい喜びです。これまで薬剤師として患者さんに寄り添いながら問題を解決してきた経験は、エンジニアリングにおいても非常に役立っています。

新しい道への挑戦

年齢を重ねると、どうしても「今さら新しいことを始めるのは難しい」と思いがちです。しかし、私はエンジニアを志したことで、「新しいことに挑戦することに遅すぎるということはない」ということを実感しました。むしろ、これまで培ってきた経験を活かしつつ、技術を学ぶことで自分自身の可能性を広げることができるのです。

今ではエンジニアとしてシステム開発会社を経営し、多くのクライアントとプロジェクトを進めています。エンジニアリングを志したことで、新たな視点やスキルを身につけ、自己成長を続けることができています。

まとめ

私がエンジニアを志した理由は、好奇心と挑戦心でした。未知の世界に飛び込むことで、これまで知らなかった自分の可能性を見つけることができました。年齢や経験にとらわれず、常に新しいことに挑戦することこそが、自分を成長させる一番の方法だと確信しています。

もしあなたもエンジニアを志す気持ちがあるなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。技術は学べば学ぶほど楽しく、そして人々の生活をより良くする力を持っています。エンジニアリングの世界には、きっとあなたにとっても新しい可能性が広がっているはずです。

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