ドラフト会議当日のお話
Photo by Jose Morales on Unsplash
#私の就活
私は、小学3年生から、プロ野球選手になることを夢見て、毎日野球と向き合ってきました。
その中の、運命の1日、ドラフト会議当日のお話をして行きましょう。
私が覚醒したのは、高校1年の秋の東海大会だ。
相手は、名門、常葉菊川で当時、甲子園優勝候補とまで言われた相手。
結果、打たれはしたものの、5回で2桁奪三振と、良くもあり、悪くもある結果となった。
そこから、プロ注目選手となり、迎えた高校3年生、夏の大会。
最後の大会にして、1回戦の1回の裏に、四球を受け救急搬送。私の3年間こうして幕を閉じた。
プロ野球も、絶望的かと思われた矢先、『読売巨人』『広島カープ』『日本ハムファイターズ』3球団から、入団テストのオファーがあった。
3球団とも参加し、巨人は2次で落ち、日本ハムは1次で落ち、広島カープに関しては育成で指名と報告を受けた。
そして、迎えたドラフト会議当日、いつも通り登校し、いつも通り授業を受け、待った。
やはり支配下での指名はされなかった。
そして、次に育成指名。もう夜の20時を回っていた。
私は、グランドでウロウロしていた時、真っ暗な校舎から歓声が上がり、同級生から『中日育成2位!!』と報告を受けた。
すぐに、校長室で記者会見。今でもあのフラッシュは忘れられない。
ドラフト会議は何が起きるかわからない。自分は都市伝説だろ。どうせ裏でわかっているだろうと思っていたが、本当に何が起きるかわからなかった。
私は、おそらく運がとても良い方だと思っている。
それは今も同じだ。