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建築業界で話題のコト。

Photo by Lauren Mancke on Unsplash

今日は、現場でよく話題に上がる最近のトピックについて紹介したいと思います。

建築業界もどんどん変わってきていて、新しい技術や取り組みが増えてきました。その中でも特に注目されているいくつかの話題をピックアップします!


DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速

建設業界でもDXが急速に進んでいて、現場でも「これ使ってみてよ」という話が多いです。

例えば、最近よく取り上げられるのが「BIM(Building Information Modeling)」というデジタル技術です。これは、建物の3Dモデルを使って設計や施工をシミュレーションする技術で、現場の効率化に大きく貢献しています。

私が関わっている現場でも、設計図の代わりにタブレットでBIMデータを確認することが増えてきました。具体的には、空調設備の設置箇所や配線のルートを立体的に見ながら施工できるので、作業がスムーズになるんです。

もちろん、新しいツールに慣れるのは大変ですが、今後これが業界のスタンダードになると思うと、早いうちに使いこなせるようになりたいなと思っています。



SDGs(持続可能な開発目標)への対応

建築業界もSDGsへの意識が高まっています。

「環境に優しい建物をどう作るか」というテーマは、どの現場でも避けて通れない話題です。たとえば、再生可能な建材を使ったり、建物のエネルギー効率を高める設計を採用したりと、さまざまな取り組みが進んでいます。

今携わっている現場でも、省エネルギー性能の高い断熱材を使ったり、太陽光パネルの設置スペースを確保したりと、環境負荷を減らす工夫が取り入れられています。また、廃材のリサイクルについても厳しく管理されていて、ゴミを減らす取り組みが徹底されています。

こういった動きに触れるたびに、「建築もただ建物を作るだけじゃなくて、社会や環境に貢献する役割を担っているんだな」と改めて感じます。



人手不足への対応策

これは業界全体の課題ですが、建築業界の人手不足は現場でもしばしば話題になります。特に若い世代の職人さんが減っていることが問題視されていて、どうやって次世代を育てていくかが大きなテーマになっています。そのため、最近ではICT(情報通信技術)を活用して作業を自動化する取り組みも進んでいます。

例えば、ドローンを使った測量や、AIを活用した施工管理が注目されています。

先日、私が関わっている現場でも、ドローンを飛ばして屋根部分の進捗を確認しました。高所作業を減らせるうえに、短時間で正確なデータを得られるので、作業効率が大幅に向上します。こういった技術が、現場の安全性を高めながら効率化に貢献しているのを実感しています。



多様な働き方の模索

働き方改革の影響もあって、建設業界でも「多様な働き方」を模索する動きが広がっています。現場の人たちの間では、週休二日制やリモートワークを取り入れた試みについて話題になることが多いです。

とはいえ、施工管理の仕事は基本的に現場に出向く必要があるため、完全なリモートは難しいですが、最近は打ち合わせの一部をオンライン化するなどして効率化を図っています。

私自身も、以前より残業が減り、プライベートの時間を確保しやすくなったと感じています。これによって、仕事だけでなく、自分の成長やリフレッシュの時間をしっかり確保できるようになりました。この流れがもっと広がれば、業界全体の働きやすさが向上するのではないかと思っています。



最後に

建築現場は常に変化していて、新しい技術や取り組みが次々と登場します。

そうした変化に対応しながら、一緒に働く職人さんや同僚たちと力を合わせて良い建物を作り上げていくのが、この仕事の醍醐味だと思っています。

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