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なぜ音楽家がWantedlyで就職活動をしているの?

はじめての投稿です。
お手柔らかにお願いいたします。笑

ざっくりとあらましを。

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7月の上旬に重度に病み、ネット断ちと断酒を決意。
通常ならボコッと落ち込んだあとすぐ持ち直してくるのですが、今回の闇は根強い。
ひたすら早寝早起き、ジム行って運動ですよ。
(筋トレのしすぎで鼠径ヘルニアになってしまい、8月下旬以降に手術をします。苦笑)
まずは読書欲が湧き、それから音楽を少しずつ聴き始め、ついにタバコもやめました。
いまでは"つよくてニューゲーム"状態でしょうか。音楽もバイトも日々の暮らしもありますが、ちょっと違うことも視野に入れています。

と、いうわけでスパッとこの文章の論旨に入ってしまおうと思うのですが、
①わたしの20代最大の悪癖は"酒とネット"、
②わたしがこれまで自分に課した最大の苦悩は"苦悩を歌うために苦悩すること"

①とにかくアディクティブなもの、その強い刺激が日常を破綻せしめる可能性のある習慣はやらないに限ります。証拠を出せと言われたらいつ死んでもおかしくなかったわたしのこれまでを延々と語れますし、もしこの主張が説得力を帯びるとすればそれはわたしがこれから幸せな人生を送るに伴って、でしょう。

②について、結論から言います。
苦悩を知っている人にしか苦悩は歌えないが、それはごく一部の人間以外には持続不可能なライフスタイルだ、とわたしは考えます。
多少物言いがラフかもしれませんが、五十嵐隆はなぜあんな病んでるのに曲を書き続けられるの?カートコバーンはヒロイズムを以て語られるけど自殺しちゃった以上やっぱ不幸だったんじゃないの?といった問いからわたしなりに辿り着いた答えです。

子供ができたときに現役の音楽家でいること、ひいては健常である限り音楽を続けること...これがわたしの一番の願いです。
もちろん、音楽を通じてしか呼吸ができなかった時、バンドもないしMIDIも打てないでひたすら閉じこもっていた時、ほんとうに死にそうだった時、それぞれのタイミングで書いた曲にはそのときの想いが濃密にパックされています。

お金がなくてタバコやお酒を周りにせびるのは10代のころはかっこいいことでした。苦悩や葛藤が一定の共感を得られることもわたしは知っています。

しかし、わたしはわたしの信じる幸福論に従うことを選択します。幸せに生きることと音楽を続けること、この2つを両立するために、意味のわからない十字架を自分に背負わせることは必要ないのです。

もちろん、こんな紙ペラ一枚ちょいのエントリが免罪符になってスッパリ苦悩と縁が切れるわけでもないでしょう。折り合いをつけることと妥協することも似て非なるものだと思います。


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...数日家にこもって読書をし続けた結果、気づいたらキーボードを叩いてこのサイトを徘徊しているわたしがいました。笑
論理的帰結には欠けるかもしれないし、社会的に不利なことも書いたかもしれません。しかし、作曲家がギターや鍵盤を叩くことと大筋では同一線上でどこまでブレずにやれるでしょうか。

うまずたゆまず、頑張ります。

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