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モダリティ多様化時代の医薬品知財戦略~抗体医薬、ペプチド医薬、核酸医薬、再生医療、デジタルヘルス製品…次々現れる治療・予防モダリティーシフト・拡大の中で医薬・ヘルスケア分野の知財戦略はどうあるべきかを考える~

COVID-19がなかなか終息を見せないが、この1,2年でワクチンが普及し、新規治療薬が日常に出回るようになった。医薬・医療技術産業分野ではこのところ、治療・予防モダリティシフト・多様化の時代を迎え、医薬品の開発のやり方が変わったことが実証されたともいえます。21世紀に入り、低分子一辺倒の時代から、抗体医薬、ペプチド医薬、核酸医薬、再生医療と次々異なる形態の治療・予防手段が現れ、それに伴い知財戦略も変容を見せ、2030年を見据え、デジタルヘルス・未病・ヘルスケアなどの登場、そして製薬分野との複合・融合が猛スピードで促進し、一部は定着しつつあります。
このようなモダリティシフト・多様化で変容しつつあった知財戦略も大きく変容を遂げました。モダリティ多様化時代には、従来の低分子型の医薬品知財ライフサイクルマネジメント(LCM)を行うだけでは全く不足で、今後は、抗体医薬、核酸医薬における中分子の医薬品知財LCMはもとより、デジタルヘルス、AI/IoT/XaaSなどの他分野の知財戦略に加え、データをどのように保護・活用するのか考慮する必要があり、そのための知財戦略は、単に情報・電子分野の知財戦略を移植しただけでは全く不足します。ついにわが国でも秘密特許が俎上に上るなど、見えない知財戦争がさらに見えなくなってきていて、情報インテリジェンスを踏まえ、これらに対する対応も急務であると考えられます。
本講演では、そのような近い将来(というより現実におきつつある)知財戦略革命の在り方を受講者の皆様と一緒に考えていければと思い、いくつものヒントとなるTipを検討し、20年後にも耐えうる知財ポートフォリオの在り方を皆様と検討したいと考えています。


https://johokiko.co.jp/seminar_medical/AB220709.php

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