文学部出身の私が、気づけば CMS の世界にいた話
大学時代の私は、独立調査ジャーナリストになりたかった
大学入学後、私はすぐに独立系のニュースサークルに参加しました。当時の夢は「調査ジャーナリスト」になることでした。
理由は単純です。
「なんだか探偵みたいでカッコいい!」
独自に情報を集め、事件の真相を解明する仕事。そこに強く惹かれました。
そのため、私は社会学部の定量・定性調査の授業を受け、AP通信のジャーナリズム指南書を読み、実際に現場で多くの取材を重ねました。
情報を整理し、つなぎ合わせて、一つの真実に辿り着く。
その過程がとても刺激的で、夢中になっていました。
しかし、2年間の取材活動を続けるうちに、次第にもっと広い世界を知りたくなったのです。
特に興味を持ったのがテクノロジー業界でした。
「最先端のテクノロジーは、きっと私の知らない面白いことがたくさんある!」
そう思い、テクノロジー関連のニュースメディアでのインターンを探し始めました。
「Markdown?GitHub?それって何?」—— 初めての CMS 体験
そんな時、偶然見つけたのが「テクノロジーとアートの独立系マガジン」の募集でした。
そのマガジンを運営していたのは、Google のエンジニアである L さん。
彼はアメリカで学んだ最新の技術思考を、中国に広めたいと考えていました。
「これは面白そう!」
私はすぐに応募し、無事にチームの一員となりました。
当時の私は、「プログラミングはエンジニアがやるもの」 と思っていました。
私はただのライターであり、コードとは無縁の存在だと……。
しかし、最初の執筆作業で、早くも大きな壁にぶつかりました。
執筆した記事を Word ファイルで L さんに送ると、彼はこう言いました。
「これはダメだ!Markdown で書いて、GitHub にアップして!」
「Markdown?GitHub?何それ?!」
全く知らない単語に、頭が真っ白になりました。
でも、この一言が、私のキャリアを大きく変えることになるのです。
Markdown → HTML/CSS → CMS の世界へ
私は好奇心が強く、新しいことを学ぶのが好きな性格です。
「Markdown とは何か?」を調べていくうちに、私は気づきました。
✅ Markdown は、Word の裏側の仕組みをシンプルにしたものだ!
✅ HTML と CMS も、結局は「テキストを構造化する仕組み」だ!
✅ Word や Photoshop も、CMS の一種ではないか?
最初は単なる「書き方の違い」だと思っていた Markdown でしたが、学びを深めるうちに、私は**「CMS がコンテンツ制作の未来を支える重要な技術だ」**と気づきました。
その後、HTML/CSS を学び、CMS の仕組みを調べるうちに、私はこの世界にどんどん引き込まれていったのです。
なぜ CMS は UX デザインにとって重要なのか?
現在、世の中には WordPress、Notion、Shopify、Studio など、多くの CMS が存在します。
そして、CMS の役割は単なる「ブログ作成ツール」に留まりません。
企業の公式サイト、FAQ、ナレッジベースも CMS で管理されている
SaaS や B2B 企業では、CMS を活用したコンテンツ管理が必須になっている
CMS の UI/UX は、エンジニアだけでなく、マーケターやデザイナーにも影響を与える
特に、UX デザインの視点から見ると、CMS の UI/UX は「異なる職種の人々をつなぐ架け橋」 だと感じます。
例えば、Figma も CMS の一種 ではないでしょうか?
私は Figma を使う時、デザイナーとエンジニアの間のギャップを埋めるツール として捉えています。
そのため、私はデザインを HTML/CSS に変換できるプラグイン を積極的に活用し、よりスムーズな開発フローを追求しています。
CMS を理解することで、私は UX デザインの本質に一歩近づけた気がしました。
結論:UX デザインと CMS の未来、そして私ができること
CMS を深く学んだことで、私は「UX デザインとは何か?」を改めて考えるようになりました。
それは単なる「見た目」ではなく、「異なる背景の人々をつなぐ仕組み」 を設計すること。
これからの CMS は、より直感的な UX、より柔軟なカスタマイズ性、そして AI との統合 を求められるでしょう。
📌 現在、私はリモートワーク可能なデザインポジションを探しています!
📌 UX デザイン、CMS 設計、Web デザイン、ブランド構築、プロダクト開発……
📌 さまざまなスキルを活かして、プロジェクト全体を支えることができます!
もし、貴社のプロダクトに関心をお持ちでしたら、ぜひお話しましょう!
ポートフォリオ:https://jiangruyueportfolio.cargo.site/