イメージテーマ(河瀬大介)
情報収集、分析したものにもとづき、もっともブランドのイメージに合い、またデザイナーの考えにもっとも近いものを1つもしくは2つ選び、デザインコンセプトを作るのである。
テーマはその時々の話題になっているもの、影響を与えているものなどから選ぶ。
まず、時代に敏感でなければならない。
テーマを見ると、デザイナーの考え方、生き方、思想、精神状態までわかるともいわれている。
素材
素材の企画は素材展などを回って集めた素材の傾向をもとに、デザインコンセプトに合った素材を選び組み立てていく。
ブランドのオリジナル性を出すためにオリジナルの素材を作ったり、色を染めたりし、それに選んだ素材を加えていく時もある。
素材の組み立ては、服作り、ひいてはビジネスの成功の鍵を握るものである。
なかには、素材を見ただけで、どんなブランドなのかわかるものもある。
河瀬大介