株式会社sign代表・藤井桃子の経歴とセレクトショップやエステサロンを事業として選んだ理由【ママ社長インタビュー vol.1】
こんにちは。藤井桃子（ふじいももこ）と申します。
本記事は、私の事業内容やライフスタイルに興味を持っていただいたインタビュアーの方と対談した内容です。インタビュアーの方に許可をいただき、記事を掲載しております。
普段あまりお話しする機会がないような内容も掲載しましたので、ぜひ読んでいただけましたら幸いです。
機械科院卒システムエンジニアからご縁で起業
ー本日はお時間をいただきありがとうございます。
はじめに、簡単にご経歴をお伺いできますでしょうか。
出身は広島県、九州工業大学大学院 情報創成工学専攻を卒業後、新卒で大手の電機メーカーにシステムエンジニアとして入社しました。
システムエンジニアとして4年半勤務し、主なお客様は大手の製薬会社でした。
社会人5年目で起業し独立をし、現在は法人2社を経営し、5つの事業を展開しています。
保育園に通う娘がいて、育児もしています。
ー多事業にわたって展開されていますね。
具体的な、事業内容をお伺いできますでしょうか。
事業内容としては、セレクトショップ、貸し会議室の運営、不動産仲介業、エステサロン、キャリア支援業、その他に企業のプロジェクト支援などもしています。
ーありがとうございます。
まさに「働くママ！」というイメージがぴったりのご経歴ですね。
新卒ではシステムエンジニアとしてご活躍なさっていた中、全く違う業界に携わるようになった経緯を教えてください。
結論からお話しすると、全てご縁がきっかけです。
元々システムエンジニアとして就職はしましたが、システムエンジニアという職業にこだわりがあったわけではありませんでした。
女性でも経済的に自立したいという想いがあったので、将来的にキャリアアップと子育ての両立をするには手に職をつけることが必要だと考えて、システムエンジニアという職業を選択しました。
起業した時も同じで、その事業にこだわりがあったわけではありません。
女性の働き方としてシステムエンジニアに限界を感じていた時期に、偶然出会った女性の先輩が既に起業されていて、その方とのご縁で今の事業に携わるようになりました。
セレクトショップでエシカルな商品を扱っている理由
ーご縁がきっかけで今の事業に携わられるようになったのですね。
セレクトショップではエシカルな商品を中心に扱っているそうですが、きっかけをお伺いできますでしょうか。
妊娠をきっかけに、自分が使うものや子どもが使うものに興味を持つようになりました。
意外に日本に普及しているものは色々な基準のものがあって、自分はどういうものを使いたいか考えた時に、地球にも自分の身体にも良いものを使うエシカルな生き方をしたいと考えるようになりました。
現在5つの事業を展開していますが、携わる方々が物心両面において豊かになることと、人生において人々がライフスタイルを輝かせていける事業とすることを、理念の中心としています。
ーセレクトショップではSDGsの取り組みもされているとのことですが、取り組み対してのお考えを教えてください。
エシカル系セレクトショップでは、廃材を使ったワークショップとしてロスフラワーを使ったサシェ作り、保冷剤を使った消臭剤作り、プラスチックを使ったアクセサリー作りなどを行いました。
捨てられるはずだったものから新しいものを作る『リユース』について、子どもたちでもわかりやすく伝えていけるものを、ワークショップでは取り組んでいます。
子どもたちだけではなく大人たちもSDGｓの取り組みを学ぶことで、将来子どもたちに素敵な未来を残していけることを伝えるセレクトショップとして運営しています。
白金台でエステサロンを始めた理由
ー既に多事業に取り組まれていた中で、今回痩身のプライベートエステサロンを新たにオープンされた経緯を教えてください。
「女性が活躍していくこと」「女性が外側からも内側からも輝くこと」を事業を通して実現したい想いがありました。
いつかは美容業界に参入したいと考える中で、偶然エステサロンを経営されている女性経営者さんと知り合い、その方から「エステサロンを引き継がないか」と相談されたことがきっかけでした。
ーエステサロンもご縁がきっかけなのですね。
白金台という素敵な立地にエステサロンを出店されていますが物件選びで意識したことはありますか。
エステサロンの場所をそのまま引き継ぐ話もあったのですが、別の方がその場所を使いたいという話もあったため、今回はお譲りすることになりました。
ですが、サロンで使用していた備品は全て譲っていただけることになり、これを期にエステサロンを出店するという方向に話が進みました。
美容サロンを出すならどこが良いか話し合った結果、美容に対する意識の高い働く女性が好むエリアである目黒・白金エリアに出したいという結論になりました。
私は不動産仲介業もやっているので、日々良い物件がないかと探していたところ、理想的な物件に空きが出たため、これ以上のチャンスはないと腹を決めて、本格的にエステサロンに参入する運びとなりました。
小才は縁に出会って縁に気づかず、中才は縁に気づいて縁を生かさず、大才は袖すり合った縁をも生かす
ー藤井さんは、出会いが転機となっている出来事が多いように感じます。
人との関わりで大事にされていることを教えてください。
大事にしている格言があります。
「小才は縁に出会って縁に気づかず、中才は縁に気づいて縁を生かさず、大才は袖すり合った縁をも生かす」
という格言です。チャンスがないという人がいますが、本当は目の前をたくさんのチャンスが通り過ぎていて、それをチャンスと思って掴めるかどうかは、ひとつひとつのご縁を大事にできるかにかかっていると思っています。
私は基本NOと言わないですし、呼ばれればどこでも行きます。そういう癖を若い時につけてきたのが良かったと思います。
成功者はご縁や義理人情を大事にする人が多いので、成功している人が大事にしていることを私自身も大事にするようにしています。
日々チャンスを得ようとアンテナを張っていることが重要です。
ーありがとうございます。
人との関わりでご縁を大事にされていることが伝わりました。
次回は育児やプライベートについてのインタビューさせていただきます。
