フローレンスを退職して兼業主夫になることになりました。
※2023年4月に公開したnoteの転載になります。
https://note.com/imaishunsuke/n/n9fdca1e4f090
22年9月から5ヶ月ほど休職をして、自身の健康の回復と生活の立て直しを進めていたのですが、諸般の理由により、7年間在籍した認定NPO法人フローレンスを退職することになりました。残念!
これまでの経緯
21年
9月
長男が学校にいかなくなる
家で仕事しながら勉強を見る生活が始まる
10月
部署異動になる
22年
4月
妻が不調で休職する
8月
妻が復職する
自分がうつ病になる
9月
以下の3つの条件をクリアするために休職する
①妻が週5で安定して働けること
②長男に合った安定した学習環境が整っていること
③自分含め、全員のストレスレベルが一定以下で運営できる環境を作ること
10月
朝7時に起きて、夜9時に寝るこどもたちより健康な生活を送る
自分の主夫としての才能に気づく
12月
当初の条件をクリアする見込みが立ち、復職の検討を始める
次男が保育園にいかなくなる
家で長男と次男と過ごす生活が始まる
23年
1月
次男が保育園にいかない生活が長期化する可能性が高くなる
復職を断念し、退職することにする
2月
退職後に個人事業主になることにする
開業準備を始める
3月
引き継ぎのため1ヶ月だけ復職する ← イマココ
退職の理由や状況
- 昨年12月の時点では、自分の体調も安定してきて、妻も復調したし、長男一人だけなら仕事とホームスクーリングの両立はできそうだなと思っていましたが、次男が参戦して大きく状況が変わりました。これまでの生活をそのまま続けるのは無理だなと。
- 次男(年中)もおそらく小学校にいかないので、近いうちにゼロから学習習慣を身につけるためのあれこれをやらなければいけなくなる。それを長男と並行してやる、ということを来年からやらなければいけない。先のことを考えると、来年から二人分のホームスクーリングをできる体制を今のうちから準備する必要があると考えました。
- 今井家のメンバー全員で議論した結果、僕が仕事をやめて家庭に専念するのがもっとも合理的であり、要望としても強かったので(特にこども2人の)、僕が仕事を辞めることになりました。
- メンバーが仕事している時間にホームスクーリングをしながら業務をやる、というこれまでやっていた仕事の仕方に対しても、それは本当にメンバーのためになっているのか疑問に思っていたことも影響してます。ぜんぜんコミットできていないし、やりきれてないじゃん、みたいなことはずっと思っていたので、そういう感覚、申し訳なさを感じながら仕事を続けるのはちょっと無理だなとも思いました。
- ちなみに「こどもに寄り添うため」とか「こどものため」ということではなく、僕が自分のためにした選択です。そういうことに興味はありません。むしろ、早く一人になりたくて、こどもが14歳くらいになったら子育ての一線から離れようと思ってるくらいです。なので、ポジティブでもなく、ネガティブでもなく、自分にとってナチュラルな選択をしたという感じです。キャリアを積み上げるということを意識して生きてないので、とくに何かを失った感覚はないです。淡々としてます。
- ただ、異動後にあまりいい仕事ができてなくて、そのまま休職に入ってしまったので、このような結果を大変残念に思う気持ちはあります。やりたいことも、やれることももっとあったなあと。でも、これが僕の限界ということなので、仕方ないです。残念。
今後のこと
- 専業主夫といいたいところですが、妻の収入だけだと僕が新しいバイオリンを買えなくなってしまうし、学校行かない子ども2人がこの世界を楽しく生き抜くための教育をちゃんとやろうとするとそれなりにお金もかかる(たぶん)、ということで、主夫をやりながら仕事する、兼業主夫になることにしました。
- 具体的には、日中はホームスクーリングと家事と育児をやって、19時以降に仕事をする、という感じです(日中も主夫業の合間に1-2時間は仕事をする予定)。労働時間としてはこれまでより長くなるので、チャレンジではあります。いやあ、生きていくって大変ですね。
- 何かお金になるようなことができるかなといろいろ考えたのですが、復職を断念してから時間もなくて、自分を売るくらいしか思いつかなかったので、①法人向け業務支援事業と②個人向け生活支援事業の2つの事業をやることにしました。具体的に何をやるかを説明するためのWebページを作成したので、こちらをご覧ください(このWebページ、知識ゼロの状態でYouTube見つつbingちゃんに相談しながら作ったんですけど、3日半で作れました。技術の進歩ってすごいですね…)
法人向け業務支援事業今井峻介が実施する法人向け業務支援事業の内容を説明するページです。martis-est-foras-for-company.studio.site
個人向け生活支援 | 今井峻介今井峻介が実施する個人向けの生活支援事業の内容について紹介しています。martis-est-foras-for-you.studio.site
- とはいえ、今のところ何も案件は決まっていません。案件ゼロ。ははは。やばいので、誰か仕事ください!
- 仕事がない場合は、近くの居酒屋かファミマでバイトすることになります。全然やりたくないです。でも、もしそうなったら、店の売上に貢献したいので、みなさま、お客さんとして来てください。
- 体調はわりといい感じです。うつ病って治るとか治らないとかなかなか難しいんですけど、終電まで飲んでも次の日元気に過ごす、みたいなことは全然できているので、自分の感覚としては休職前にかなり戻ってる気はしてます。とはいえ、調子乗るとコケそうなので、油断せずやっていきたいと思います。
- 農学系の大学院を卒業して、食品会社の研究開発職、ベンチャー企業のコンサルタント、NPO法人のマネージャーときて、兼業主夫。自分でもわけがわかりませんが、わけがわからない人生って最高だなって思ってます。
- そんな感じです!仕事ください!