自分自身について
現状は、「会社」と「会社」を繋ぎビジネスを円滑に進める潤滑油の様な役割を果たしております。自身の特異点としては、「ゲーム開発者のクリエイティビティ」を「他業種のビジネス」に活用できることとなります。やりたいことは、新しい形の協業を成功させることで面白いものを作ることです。ゲームの様な日常とか、日常を向上させる学習にゲーム要素を取り入れるとか、色々ありますよね。VRとXRとWebの受託開発、ゲーム開発を主戦場にしております。
このことを考え始めたのは20代の後半です。「ブラウザ三国志」という戦略ゲームで統一を経験しました。このゲームの目的は、4か月の期間内で、1200×1200のマスに散らばった7つの固定ターゲット=城を占有することです。そのワールドには1万人ぐらいのプレイヤーが居たでしょうか。最終的にうちのチームが全ての固定ターゲットを占有して統一となりました。
私は「軍師」という立場に居て戦略と外交を担当しておりました。ゲームの運営開始直後でしたので、寄せ集めのチームの中で立候補です。担当していたことは3つで、「チームの士気を維持すること」「タスクのスケジュール管理をすること」「ライバルチームを戦わずに牽制すること」です。
これって、会社経営に似ているなあと感じておりました。むしろ、給与によってメンバーを動かすことが出来ないので制限は厳しいかもしれません。当時、仕事としてはスタートアップの営業マネージャー的立ち位置で事業の立ち上げと戦略立案を担当しておりました。ゲームの中という仮想世界ですが、非常に考え、多くの学びを得ました。
この体験を自分でも作りたいと考え、当時黎明期だったソーシャルゲームの開発に飛び込みます。プランナー/ディレクターとして色々な立場を経験いたしました。その中で感じたことは、企画でもエンジニアリングでもゲーム開発のハードルは他業種に比べて非常に高いということ。「快適に動く」だけではダメ。ちゃんと面白く無いと遊んで貰えない。お客さんに面白いと思って貰うこと→課題解決、納期内に製品を完成させること→進行管理、そして利益の計上。他にもクリエイティブの管理、採用、営業、資料作成、データ設計、、、。IT系のソリューションを提供する為に必要なものはほぼ全てここにあります。足りないのは他業種への説明の言葉だけ。
こう考え、2018年半ばよりフリーランスとして活動しております。受託仕事が多いため、公開できるものは少ないのですがそれなりの成果が出ております。