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やってみなければ、本当に必要なことはわからない

概念的な方法論が氾濫する昨今ですが、方法を重視するあまり、目的を見失っているケースが見受けられます。

その結果、方法だけを知っていて、なにに役立っているのかわからないという状態が起こります。

これは、組織、個人に関わらず起きることです。

おそらく、目的なくやっていることは、「単に楽しいから」が理由なのではないでしょうか。

例えば、朝のジョギングが楽しいと思う人は、健康になろうという目的がなくても健康ですよね。

でも、健康になりたい人が、運動を取り入れるためにジョギングを行うのと、特に何の目的もなく誰かに命令されてジョギングするのとでは、効果がまったく違います。

なにが言いたいかというと、目的を達成するためには、いろいろ手をだして取捨選択しないと、本来の効果や、自分や人にとってどのような影響があるのか理解できないということです。

一見、いろいろな事を知って、やってみる前から最適な方法を見つけることはできるように見えます。

ですが、本当にそうなのか、自分が行ったらどうなるのかを検証して、いいところや悪いところを自分なりにまとめないことには、選択の判断をしても、あまり意味がないと思っています。

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