Life as Workという考え方
みなさん、こんにちは!エナテック Wantedly担当のえなみです。
今年は梅雨時にほとんど雨が降らなかったせいか、梅雨が明けてからの方が雨が降っているんじゃないか、と思ってしまう今日この頃ではございますが、いかがお過ごしでしょうか?
このカバー画像は梅雨入り前に南大阪のとあるスポットで撮影したのですが、めちゃくちゃ"i"conicじゃないですか?夕日が沈む直前、海に反射した景色がアルファベットの"i"に見えると思いこちらを撮影しました。今日はこのカバー画像に絡めたお話しです。
みなさんは「ワークアズライフ」という言葉についてご存じでしょうか?
近年、働き方改革が謳われるようになり、それと同時にワークライフバランスという言葉をよく耳にするようになりましたが、ワークアズライフとワークライフバランスは似ているようで非なるライフスタイルを指しています。
そもそもワークアズライフとは、かの落合陽一先生が提唱したライフスタイルのことで「仕事と生活の境目を取り払い、一体化させた生活様式」を指します。生活の充実を図るという意味ではワークアズライフもワークライフバランスも同じように感じますが、この二つは仕事と生活の完全に区別するか/区別を無くすかという根底の部分で大きく異なります。
また、落合先生はご自身の著書の中でこう述べられています。
今は、ワークライフバランスという言葉が吹き荒れていますが、ワークとライフを二分法で分けること自体が文化的に向いていないのです。 引用:「日本再興戦略」落合陽一著,幻冬舎,P40
以前の僕はワークライフバランスという言葉に憧れを感じ、私生活を充実させることは重要だと考えていましたが、実際に働いてみるとワークライフバランスよりもワークアズライフ - 仕事とプライベートの境目がない生活 - の方が自分にはしっくりくると感じていて、この働き方はある種の理想だとすら思っています。
では、このワークアズライフについて少し深掘りして考えてみましょう。
Work as Life つまり直訳すると「生活(人生)としての仕事」となります。
この考えは「生活の中に仕事がある、生活は仕事を包含している。」というようにも読み解くことができます。
しかし、これと同時にLife as Work - 「仕事としての生活/仕事の中で生きる」という考え方もできるのではないでしょうか。
事実、落合先生は以下のようにも述べていらっしゃいます。
東洋的には、ずっと仕事の中にいながら生きている、そしてそれがストレス無く生活と一致しているのが美しい。 引用:「日本再興戦略」落合陽一著,幻冬舎,P41
落合先生の提唱するワークアズライフはWork as Lifeでありながら、Life as Workでもあるのです。
※実際にワークアズライフは仕事と生活の一致を謳っています。つまりWork as Life = Life as Workです。
ワークアズライフな生活
僕は趣味で写真を撮影するわけですが、この趣味を仕事にも活用しています。反対に仕事でプロのカメラマンさんと一緒にお仕事する機会もあるわけですが、これは仕事だけでなく趣味にも還元しています。
仕事でお会いした人と食事に行く、釣りに行く、キャンプに行く… これもワークアズライフです。
私生活を充実させると勝手に仕事が充実し、仕事が充実すると私生活も充実する。このようなライフサイクルもあるのです。
ワーク・アズ・ライフ - 仕事と生活をごちゃ混ぜにし、全てにおいて充実を図るライフスタイル。