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2009年に文部科学省に入省以来、大学発ベンチャーの育成支援やアントレプレナーシップ教育の普及に取り組んできました。現在、広島大学が設立した「ひろしま好きじゃけんコンソーシアム」の事務局を担当し、地域における大学発スタートアップ支援や学生起業家向けのイベントを実施しています。
豊かな中山間地域・島しょ部と強い製造業を背景に、広島や中国四国地域でしか出来ない起業環境を作り上げたいです。また、中国四国地域の子供たちも学生も、学びたいことがいつでもどこでも学べる、最高のアントレプレナーシップ環境を作りたいと思っています。
広島大学の研究力強化の一環として、研究者のスタートアップ支援、学生の起業支援、地域企業との実践的なインターンシッププログラム、海外大学とのグローバルピッチイベントなどを担当しています。
世界が見えにくい学術研究も、日本の長期的な発展には必要だということを胸にとどめて仕事をする
10年後の目指すべき社会像を見据えたビジョン主導型のチャレンジング・ハイリスクな研究開発を最長で9年度支援する「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」に携わっていました。
英語を学ぶことはもちろん「国境を越えてでも伝えたい自分の意見は何か」を考える
安全管理・危機管理・平和利用の基礎と重要性を学ぶ
子どもたちにイノベーションを分かりやすく、将来が希望にあふれていることをしっかりと伝える
民間や他省庁の人と議論して、省益を越えた計画を作る
内閣府にある総合科学技術会議が、当時の流れを受けて「総合科学技術・イノベーション会議」に変更されたタイミングで出向することに。経産省などの各省庁や民間企業からたくさんの人が集まって、イノベーションについて会議をしたり、科学技術基本計画(今後5年間の科学技術の道筋)の議論に参加をしていました。民間の人の自由で早い意思決定に衝撃を受けたのを覚えています。
イノベーションという概念をしっかりと理解し、それを政策に落とし込む
当時はちょうど「イノベーション」という言葉が出てきた頃で、大学でもどうしたらイノベーションを起こせるのかという議論が活発にされていました。大学の出資により大学発ベンチャーを育てることや、大学生へのアントレプレナーシップ教育が始まり、そこに携わるようになりました。
子どもの数が減っていく中で、それでも日本に大学が必要な理由を考える
日本の宇宙開発を必死で進めている研究者・事業会社・起業家を一生懸命サポートする
文科省の所管法人である宇宙航空研究開発機構(JAXA)の方と一緒に、宇宙技術のすごさを教えてもらいつつ、一緒に宇宙開発の中長期的な展望について考える仕事をしていました。あらためて日本の科学技術力の素晴らしさを実感しました。
応用化学を専攻。ビーカーとフラスコを使った実験ばかりしていました。
もともとスポーツや文化が好きで、大学に来て教育や科学技術に興味があったので、公務員の中でも文部科学省への就職を目指すように。大学の研究室の先生もよく「文科省の事業申請が…」と言っていたので、身近な存在だと感じていました。
先進的な理数教育を実施する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の1期生になったことから、立命館大学の研究施設で実験などを行うようになりました。 大学の先生の講義を聴いたり、研究設備を触ったりすることがおもしろく、理系の道に興味を持つように。 当時、出来立てほやほやの立命館大学・琵琶湖草津キャンパスがすごく広くて綺麗だったので、そこでキャンパスライフを過ごしたいと感じたのも、立命館大学に進んだ理由のひとつです。