野村ホールディングス|デジタル・カンパニー(キャリア採用)
野村ホールディングス デジタル・カンパニー(キャリア採用)
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私自身の経歴を振り返ると、これまで新卒から一貫して様々な角度から広告・プロモーション領域に携わり、数多くの経験を積んできました。キャリアが15年を迎え、この先の成長を考えた時に、キャリア形成の方向として代理店として一部の領域をサポートするというポジションではなく、全ての物事が関連して紐づく事業サイドの経験が不可欠ではないだろうかと考えるようになりました。
特に前職では半年間で組織規模が2倍になる、通常では味わえないようなスピード感の事業変革を経験しました。各領域のプロが集まる組織であるがゆえに、自分が関わることのできる範囲の狭さを感じる結果となり、自身の領域拡大による成長というテーマが浮き彫りになりました。
そうした環境下で、副業にも挑戦し、自分の市場価値を振り返る中で、かつての同僚からの誘いを受けた時、 事業会社でサービスを作る仕事が「自身の領域拡大」というテーマに符合したのです。FinTech領域は今後の成長分野であると考えていましたし、野村ホールディングスが目指すDXによる既存事業や市場の変革は日本社会の課題解決とも言えるとても魅力的な事業。「既存領域を変革したい」というカンパニー長の言葉に込めた熱意も印象的で、新しいチャンスが目の前に広がっていることに興奮を抑えられなかったのを覚えています。
入社して1年目から関わってきたのは「OneStock」というリリース直後のサービスを成長させるという刺激的な仕事。サービスや機能の検討から、企画、リリース、プロモーションというサイクルを、チーム一体となり日々繰り返しています。他にも、他部署支援として営業企画部と連携し、今までの金融機関が行ってきたプロダクトアウトの顧客体験から、顧客起点で考えられた顧客体験に変革するプロジェクトにも参画しています。
これまで関わったメガベンチャーやスタートアップと最も違いを感じるのが、プロジェクトの進め方。特に説明責任や法的リスクの考え方です。データ活用のひとつを取っても、利用規約やサービスポリシーの精度、法的リスクについての事前調査、建付け整理の厳しさが、プロジェクトの重要性を物語ります。 意思決定のプロセスについても、きちんと権限が分散されています。
IT/Web業界では直属上司の意思決定を持ってリリースされる等、スピードを最重要視することもありますが、当社では権限を分散し、適切なリスクマネジメントを行い、スピードとのバランスを取りながらサービスのリリースを行っています。
ただこのような話をすると、「大企業はしがらみが多く、歯車の一つで経験もなかなか活かせないのではないか」と誤解を生みがちですが、ベンチャーと大企業の両方を経験した私としては、与えられた機会に何を重視するかの違いに過ぎないと考えています。裁量を持ちながら、どこまでのスケールを視野に入れながら機会に臨むのか、社会に対する影響が大きいことを実現するには前述のようなプロセスやリスクマネジメントは必要不可欠です。
このようにスケールが大きく、社会に対する影響が大きい企てを経験が出来るのは、大企業でしかできない成長の機会だと捉えています。未来共創カンパニーでは、企業の規模感や金融業界での慣習など余計な障壁を感じることはありません。「野村としてすべき事業か」という軸さえブレなければ、企画は自由に立案できます。世の中の風聞ではなく、ぜひご自身の目で確認して欲しいと思います。
未来共創カンパニーは、各自が誇れる武器を持った社員が自由に動き活発に成長を続けている組織です。 企業人としてのバリューを発揮することはとても大切ですが、組織の評価だけに縛られるのでは意味がありません。組織の評価は企業ごとの判断軸であり、相対的なものだからです。自分の成長にとって何が価値なのか。私にとっては「サービスを立ち上げ、その成長を実現できるスキル」でした。
今は自分の手でサービスを生み出す面白さを感じています。当社の社員は非常に優秀な人が多く、相手に対して常にリスペクトの気持ちを欠かさず、お互いを信頼しながら仕事が出来る環境です。必要なことは即判断し、行動に移すことが出来る優秀な同僚と働く毎日はとても刺激的です。
今の未来共創カンパニーは手を動かしながら仕組みも作っていくフェーズ。自らを型に当てはめず、試行錯誤しながらも、野村グループ全体の次のビジネスにつながる再現性の高いフレームを作る人が活躍できます。難しい仕事ではありますが、その分ご自身の成長を感じられる、他では味わえない時間を過ごせると思います。