世界平和フォーラム2023 in Barcelona スピーカーとして参加!!
タイトルにあるように世界平和フォーラム2023にて登壇するという稀有な経験をさせて頂きました!
ここに至るまでの物語は2022年5月まで遡ります。
2022年4月、我々LTSは私の出身地である広島からスタートアップエコシステム形成を行う事で「地方の可能性解放を促す!」という事をミッションに、「イノベーションハブひろしまCamps」の運営管理をさせて頂く事となりました。
イノベーションハブひろしまCampsについて書いた以前の記事はこちら
このイノベーションハブひろしまCampsは素敵な場所でしたが、アートがない事に気づき、広島にゆかりのあるアーティストに声をかけて「アートを寄贈、またはお借りできないか?」と打診させていただきました。
ありがたいことに、様々な方の紹介から複数の協力をしてくれるアーティストが表れました。
その中にスカイソーシャルの池田さんからご紹介を受けた來嶋千歩(キジマチホ)さんという、バロセロナにお住いのアーティストと繋がり、絵画寄贈をして頂ける事となりました。
下記の「愛と平和とイノベーション」をテーマに絵を新規で描いていただき、Campsに寄贈して頂きました。
そこで、Campsとスペイン王立カタルーニャ芸術院のVRを作り、ゲートで二つを結び、VR内で協同イベントをすることを提案させて頂きました。
こちらの提案をスペイン王立カタルーニャ芸術院も喜んでくださり、VRだけではなくスペイン王立カタルーニャ芸術院でのリアルとVRの双方を繋いだ協同平和イベントを実施する事にし、2023年5月にこちらのイベントが実施されました。
VR内では來嶋千歩さんに描いていただいた絵を象徴としてPauwa(パウワ)イベントを行いました。
Pauはスペイン語で平和、waは日本の和を基に造語としてPauwaイベントを実施いたしました。
このイベントがスペインで大きく取り上げられました。
新聞、テレビ、WEBと様々な媒体で取り上げられ、このイベントの日本側の仕掛け人代表としてスピーカーとしてお声をかけて頂きました。
平和文脈で生きてきたキャリアではないのですが、世界で大きな戦争が起きている今、被爆地広島県人として平和を祈る可能性解放のためにメッセージを出せた事は非常に光栄だと思っています。
この世界平和フォーラムに参加できた事は初めから計画して動いた結果ではなくCampsにアートが欲しい!の一言から始まり、関わる人の想いとアイディアを重ね合わせて実現したプロジェクトでした。
多くの方と関り、常にワクワクしながら組成できたプログラムだったからこそ、ワクワク感が伝播し、世界平和フォーラムから声がかかるに至ったのだと思います。
こういったプロジェクト組成はまさにエフェクチュエーション的で、起業家が新たなビジネスアイディアを形にしていくフローと酷似しています。
ワクワクするビジネスで世界を魅了しよう!!
私が株式会社ワクトを創業した際に掲げた理念そのままに動いた結果でもあると思います。
ワクワクする事から、0から1を生み出し、形にする。
起業家として変わらぬ魂でキャリアを積み重ねていきたい。
そう思えた出来事でした。