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大手のポストを捨てて、教育ベンチャーで再出発を試みたワケ

こんにちは。2021年4月16日 ココロミル入社の和田洋祐です。

今回は、大手進学塾から教育ベンチャー塾に至った経緯ときっかけをお話ししていきます。


簡単に今まで歩んできた職歴をお話しします。


大手進学塾の四谷大塚に新入社員として入社。

配属先は四谷大塚で最も生徒数が多い、いわば看板校。

そこで算数講師とマネジメントをし、その後神奈川方面の校舎長として6年間、延べ1000人近い生徒の中学受験を応援してきました。


当時四谷大塚史上最年少で校舎長となり、その後三年目には年間MVP校舎(当時26校舎中)に輝くことができました。評価軸は、開成や桜蔭などの難関校の合格実績や、生徒数の昨年対比プラス、テストの成績向上など。校舎長を拝命したとき、生徒数が全校舎で最下位。そこからV字回復させたことも評価の要因でした。


すぐに調子に乗るのが悪い癖です。笑

とにかく数字を出すこと。今思えば、承認欲求むき出しでした。


昔から人の目をすごく気にする性格でした。

それもあって高校3年生のときには不登校になっていた時期もあり。

大学は友人に恵まれ、勉学もやりたいことがやれたのでとても楽しく過ごせました。

四谷大塚に入社して、様々な素晴らしい先生に出会うことができました。

社会人として仕事をし、結果が出始め、評価される=認めてもらえることが嬉しかったですね。


今振り返れば、他人からの評価を勝ち得ることがすべてになってたようです。


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さてその後、今の自分にいたるきっかけとなった、大きなイベントが2つ起きます。


1つ目が、2018、2019年アメリカでの研修旅行の引率経験。

全国規模のテストで3万人中上位30位の4年生を10日間アメリカに連れていく企画です。

ハーバード大学やコロンビア大学、MIT、自由の女神などとにかく本物に触れます。

(写真はハーバード大学で出会ったご夫妻)

ここで得たことが多すぎるので、また別の記事で詳しく書けたらと。笑


その旅で、日本でもTOPレベルに勉強ができる小学生が、勉強の枠を超えて成長していく様子を目の当たりにしました。


「地球と月をつなぐ宇宙エレベーターを作りたい」

「化石を傷つけない考古学者になりたい」


彼らを見て、受験勉強だけじゃなく、人生通してやりたいことをやれるように

小学生を導いていけないかを考えるようになりました。


そこからは私の指導スタイルも変わっていきます。

・楽しく、好奇心を大切にする。

・生徒同士で問題を解き、ディスカッションを通じて理解を深める。

不思議なことに、楽しく学べば学ぶほど、合格実績も良くなりました。

(楽しく学ぶ→合格実績もいつか話したいですね。)

会社の仕組みを使うだけではなく、より生徒が楽しく学べる環境づくりをしたいと思うようになりました。



そして2つ目のきっかけが、オンラインでの動画配信。


2020年4月。

新型コロナによって緊急事態宣言が発令され、小学校が休校になりました。

そこで日本の小学生に無料で小学校の授業を提供しようというオンライン授業が、四谷大塚で始まりました。

五年生の担当に、私が選ばれました。(わだせんって呼ばせてました。)


日本の小学生がいかに小学校の勉強でつまづいているかを目の当たりにし。

今まで受験勉強を教えていた私にとって、学校の教科書を教える難しさを知り。

そして、わかりやすい!おもしろいと言ってもらえるのが何よりの喜びでした。


オンラインによって、日本の教育のスタンダードを作ることができる。

もっと変化に対応して、自分の力を試したい。そう思うようになりました。



そんなもやもやと考えていた2020年夏、ココロミル 塾長の山田さんと話しました。

前に山田さんと会ったのが5年前?なのに、話しやすく、自分の思いを吐露できたのを覚えてます。


この人となら、新しいことにチャレンジできる。

評価や人の目ばかりを気にせず、こどもに向かいあえる。

ココロミル で働こう。(面接を通ったわけではないのに、勝手に働こうと思ってました。笑)



もちろん、大手で築き上げた実績や、ある程度約束された地位を捨てるのはとても勇気がいることでした。

大手の安定を捨てて、ベンチャーにうつる。

決め手は、山田さんに言われた「20年後何をしてるかより、今や3年後に何をしていたいかを考えてみたら。これからいろんなことが変化していくよ。」でした。

変化を怖がらず挑戦してみるか。と。


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そして気がつけば、入社して3週間。2021年5月。


毎日が変化の連続です。慣れないことばかりなので大変です。

ただ、大変というのは「大」きく「変」わるとき。

こどもたちとともに、大変なことを乗り越えていき、毎日の変化を楽しんでいきます。

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