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【昼は秘書兼人事、夜は副業】4社と契約を結ぶパラレルワーカー

みなさんこんにちは、秘書・人事の黒木です。

今日は私自身のことについて少しお話をします。自分のことをどこまで書こうかなと思っていろいろ考えて代表に相談したところ、

「隠す必要ない。全部書けばいい」という回答が。

せっかくこのようにいっていただいたので、書いてみようかと思います。

まず私のメインの仕事は秘書兼人事。正社員として働いていて、社内での役職はリーダーです。もともとは人事の新卒担当として入社し、入社5ヶ月後から秘書を兼任するようになりました。2020年5月で入社丸3年になります。

表題に「4社と契約を結ぶ」と書きましたが、このうち1社は正社員の雇用契約、3社は業務委託契約を結んでいます。また副業のほうでは開業届を出していて、個人事業主としての名刺も持っています。

パラレルワーカーって何をしているの?

メインの仕事以外の部分で何をしているかというと、おもにライティングと採用支援です。具体的にはたとえば下記のような仕事を引き受けています。ワークスタイルとしては作業もMTGもフルリモートです。

・リクナビ原稿の書き方を教えてほしい
・Wantedlyの募集原稿をリライトしてほしい
・Wantedlyのフィード記事を作成してほしい
・Indeedの募集原稿を作り直してほしい
・商品やサービスをPRするSEO記事を書いてほしい
・Youtube動画のシナリオを考えてほしい
・企業理念の改定を手伝ってほしい
・社長の言葉を良い感じにまとめてほしい
・Webサイトを制作してほしい
・Webサイトにコンテンツを追加してほしい
・販促チラシを作りたい
・マナー研修をオンラインでやってほしい
・地域住民向けにライティング講座をやってほしい など

Wantedlyについても、この会社よりも先にいくつかの企業の運用に携わっていました。

なぜライティングなの?

私がこのように様々なライティングに携わることができているのは、過去の積み重ねによるものです。

まず大学では英文学を専攻しつつ、2年の春から秋にかけて毎週土曜日に宣伝会議のコピーライター養成講座に通いました。この時に学んだ東西の言葉の知識は確実に自分の人生を豊かにしてくれていると感じます。

大学院で一般書の執筆に携わり、自分の言葉が社会に出ていく楽しさを知った私は「言葉を書くことを仕事にしたい」と真剣に考えるようになりました。

そして迎えた就職活動。私が社会に出たのは東日本大震災が起こった年。景気はドン底でした。業界紙の新聞記者の内定が取り消しになり、残ったのはソフトバンクと、大阪の印刷会社。私は「少しでもやりたい仕事のそばに」と考え、大阪の印刷会社を選びました。

入社後、その印刷会社はすでに業績が大きく傾いていることを知ります。就活しているときに、業績を見ていなかったのか。見ていました。しかし、前年度・前々年度から売上が伸びているように見えたのは、3年前に大きく売上を落としていたからでした。

東日本大震災の3年前つまりはリーマンショックのタイミングです。

結局その印刷会社は私が入社した1年半後に倒産することになります。その時に私がなにを考えどう行動したかについては、改めてお話したいと思います。

印刷会社が倒産する直前に私は転職活動をしました。その時は「コピーライター」という肩書きで働くことを志していました。そして入社したのが、エン・ジャパン株式会社だったのです。

今では社会全体でワークライフバランスが重視されていますが、当時のエン・ジャパンではとにかくめちゃくちゃに働きました。9時に出社して、終電まで仕事して、家に帰ってお風呂入ってご飯食べて、ベッドで仕事して寝落ちして、目が覚めて仕事して出社して……。

そんな生活をして2年半がたった頃、ふと「いつまでこんなふうに働くのか」という疑問を抱き、その疑問がどんどん大きくなって、これ以上は無理だという気持ちを抑えられなくなったのです。

そしてもう一度転職し、この会社と出会いました。思えば、私が今いろいろな仕事をできているのはこの場所だったからです。

なぜパラレルワーカーに?

新しい仕事に人事を選んだのは、これまで自分が学んだ求人広告に関する知識を活かせると考えたからです。そして私は、初年度は人事の仕事・秘書の仕事に没頭しました。

しかし、2年目になり、自分のライティングスキルが明らかに低下していることい気づきました。「言葉をつかう仕事をしたい」という思いがなくなったわけではなく、むしろ「今でも自分は言葉で仕事ができるのか」という焦りを抱くようになったのです。

また、収入面についても「もっと稼ぎたい」という思いがありました。そこで私は代表に相談し、副業をはじめ、おもに業務委託でいろいろな案件に携わっていくようになります。

今の会社はもともと副業を禁止していませんでしたが、代表の口から「ウチは副業OKでしょ」という言葉を聞くことができ、安心して取り組むことができました。

副業するって大変?

実際大変です。月いくら稼ぐことを目標にするかですが、私の先週1週間の睡眠時間は下記のような形でした。

▼月曜日/2時間
▼火曜日/2時間
▼水曜日/5時間
▼木曜日/3時間
▼金曜日/6時間

これは特殊な例ではなく、毎週おおむねこのくらいだと思います。土日も計17時間分のタスクに対応しました。もちろん、副業するからといって、必ずしもここまでする必要はないかもしれません。しかし、私は今は寝る時間や遊ぶ時間より働く時間を優先したいと考えています。

少し長くなってきたので、今日はここまでにしたいと思います。次回は私がなぜここまでするようになったのか、そのきっかけについてまとめてみたいと考えています。

それではまた。

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