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助成金の審査担当者

日々、多くの会社が助成金の資料を作成して申請しています。助成金を審査する部署には毎日、想像もつかない数の書類が送られてくると思います。苦しい企業も多いため、出来るだけ早く審査を通したいという気持ちもあると思います。

書類だけでは分からない事は申請した会社に電話をかけて確認しています。弊社にも確認の電話がかかってきます。

話を聞いてみると罵声を浴びせたり、制度そのものについて文句を言う方がいるそうです。まるでクレーム対応ですね。そんな事もあってか、電話をかけてくる担当者の中にも威圧的だったり、「制度なので。」と一言で済ませる方もいます。

制度と自分の気持ちの狭間で苦しんでいる担当者もいます。「取り組み内容では審査が通りません。修正して下さい。ですが、一人の人間としてその取り組みは続けて欲しいです。」と言われた事があります。その時、「担当者も辛い立場にいるんだな。」と思いました。

それからは確認の電話がかかってくる時、誠実に対応する事を心掛けています。電話を切った時、相手が穏やかな気持ちになれる様に。

日々、膨大な書類を対応している助成金担当者には感謝の気持ちしかないですね。

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