ベンチャー企業の採用は徹底して「勝てる土俵」を探して勝負を仕掛けるべき|from HR NOTE
HR NOTEのセミナー記事を読んで、たくさんの気づきと学びを得たので、皆さんにシェアします。
ベンチャー企業の採用でもブルーオーシャン戦略で優秀層の採用を!|HDE高橋氏が挑んだグローバル採用とは
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①100点満点採用
会社の中で「活躍できていないメンバー」「退職したメンバー」の履歴書を100点満点で点数を付けてみたところ、およそ70点ぐらいだった。
残りの30点が原因で退職につながったり、活躍できないリスクにつながっていたことが分かった。
敢えて退職などのリスクがある採用をするのではなく、100点満点の人材を採用すると決めた。
②履歴書の裏側から、思いと伸びしろで判断
100点満点の人材を採用する上で要件を3つに絞り込んだ。
・DNAのマッチ
・経験とベースにある思考
・伸びしろ
「今までのキャリアの中でどんなプロセスを辿ってきて、その裏側にある思いは何なのか」を聞くことで、会社と思いや考え方がマッチしているか判断するようにした。
③グローバルで採用する
日本国内で「英語が話せるエンジニア」を採用するのは至難の業。
4~8週間の長期インターンシップをグローバルで募集を掛けた。エンジニアスキルの要件水準を高くして、日本語はできなくてもOKという条件にした。生活費や渡航費は全額支援。
スクリーニングテストを実施し、Githubのコードをもらって、そこで自動的に評価できる仕組み。それをエンジニアが見て、次のプロセスに進むかを決めた。
ほとんど告知せずに3年半で4000以上のエントリーがあった。
④Go Asia! ただし中国とインドはやめておけ
若手のエンジニアを採用するなら、中国とインドは完全なレッドオーシャン。
それよりも、インドネシア、ベトナム、マレーシア、台湾に行き、一番優秀な人材を採用するのが良い。
まとめ
・企業プレゼンスが弱ければ、戦えるところで戦えばいい。
・大企業や競合会社に勝てない、確率論で勝てないなら、勝てる方法を探した方がいい
TODO
・自社にとっての100点満点の人材を過去、現在に在籍する人の情報から洗い出してみる。
・面接では経験、スキルではなく、その裏側にある価値観や思いを確認し、自社のDNAとマッチしているかを判断する。
・採用市場はグローバルで考える。「勝てる土俵」は必ずある。そのために英語は話せるようになることは大前提。