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毎日漫画投稿、「それ意味あんの?」というお言葉について

こんにちは。漫画家・イラストレーターの荒木隆在です。

今日は、無職生活を送っていた時代に描いた『底辺漫画家志望者無職になる』について書こうと思います。

前の職場に勤めていて、一身上の都合で「辞めよう」と決めた時、不安で不安で仕方ありませんでした。

「これ以上もちそうにない」と思ってやめることを考えたものの、それまでサラリーマンとして働き続けてきたため、無職になった時の生活がどんなものか全く分かりませんでした。当然と言えば当然ですね。


「無職になって大丈夫なのか?」

「ブランクが空くと再就職が難しいのでは?」

「そもそもどんな生活しているんだ?」


わからないことだらけで、とにかく情報が欲しかったのです。そしてTwitterなどで、同じような症状で仕事を辞めた、あるいは辞めようとしている方々のつぶやきを検索しました。

すると自分が思っていたよりたくさんの方がいて、仲間がいたような気分になって安心しました。

そしてその時、気付いたのです。人の話が聞けないから不安なら、話を聞けるようになれば不安が解消できると。そして、その発信を自分がやればいいのだと。そう思って、この漫画日記を始めたのです。


底辺漫画家志望者無職になる 36話 - ジャンプルーキー!
底辺漫画家志望が無職になりました。 毎日更新の漫画日記です。 (※スマホでタテ読み推奨。PCは画面が大き過ぎて目がチカチカします)
https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKYpVjU/X1vJnKYuIts


もちろん賛同の声だけでなく、厳しいご指摘を頂いたことも沢山あります。

「そんな漫画日記、意味ないから、本当に漫画家目指したいなら、もっと別の作品を描け」といったものですね。

しかし、そいうった声もある反面、「自分も同じ境遇なので、頑張ろうという気持ちになれた」というお言葉を頂けたりしたので、描いてよかったなと思います。

「自分が不安で仕方なかったように、この方も不安だったけど、それを解消できてよかった」

心の底から、そう思いました。ある意味、これまで描いてきた、賞狙いの作品以上にやりがいが得られたかもしれません。

色んな情報が溢れる現代社会で、生の体験談というのは、読者の力になると思います。

自分が好きなのはファンタジー作品で、そういったものばかり読んでいましたが、これからはこういった作品を増やしていくことにも関心が湧いています。

とにかく、色んな経験をして、色んな作品を描いていきたいと思います。


なんだかフワッとした終わりになりましたが、最後までご清覧、ありがとうございました!

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