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メディアについて考えること

ここ最近のメディア業界ってなんだか信用ならないな、とか、業界としてこれからどうなっていくのかな、とか色々考えることが多い。最近というのは、コロナ騒動云々よりもずっと前でSNSが台頭してきた昨今である。

メディアの失墜か、と思いがちだけれども、実はそうでもないと感じている。メディアが失墜したのではなく、人々がそう簡単に騙されなくなってきただけなのではないか、と考えるようになってきた。

フェイクニュースの流行も然りで、一昔前までフェイクニュースですらもそれは信じられてきてしまったのではないかと思う。

例えば、次のツイート。




例えば、これらのツイートは統計調査の妥当性について疑義を訴えるものである。訴えの妥当性は置いといて、今まで新聞やテレビの報道内容に対する疑問が、ここまで早く市民たちの目に触れる機会があっただろうか。

もちろん、市民たちと言ったものの実際SNSを活用している市民はさほど多くはない。例えば、2017年時点でのツイッターの利用者数は約4500万人と言われており、さらに利用時間の八割を占めるヘビーユーザーの割合は900万人程度である。900万人といえば、総人口に対する割合から考えるとおよそ8%くらいである。

しかも、その8%のうち以上に挙げたようなツイートに到達できる人々はさらに少ないかもしれない。しかし、その少ない人々がテレビや新聞などのメディアとSNSでのコメントを読み比べてなんらかの判断をできるようになったことは大きな変化だと思う。

SNSを利用していないうちの両親などは、先の情報を鵜呑みにしている。その一方で、すぐさま発信されるツイートをみてメディアの変化、とりわけ個人のメディア受容のあり方の変化を感じ取ったのだった(なんだこのまとめ方)

終わり。

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