0~2歳児の英語教育(慈性幸佑)
モンテッソーリ教育は、将棋の藤井聡太七段が学んだことでも注目されました。
モンテッソーリは自由を尊重しながら自主性を伸ばす教育です。
教具を使った「お仕事」と呼ばれる遊びの時間があり、子どもは自分でやりたい教具を選んで、時間制限無く、やりたいだけやります。
次に「日常生活の練習」というのがあります。
日常生活の動作を分析し、各部分を順序立てて示します。
例えば、鼻のかみ方です。
まず紙を広げ、手の上に。鼻にあて、右、左と分け片方ずつかむ、というような動作を順序立ててやってみせます。
幼児期に日常生活の練習を徹底してやると「段取りが良い」「わずかな差異に気づく」などの特性を示すようになります。
0~2歳児の英語教育については、英語を理解させようという風には思っていません。
担当する先生が外国人の講師。
これは、共に過ごし、日本以外の国の人からも優しさ、温かさを受け取ることで、将来、世界に出た時に自然な対応ができるようになってほしいからです。
多様な世界を経験できることが財産になると思っています。
英語教育は早いほど良いと思います。
発音では、日本語の母音は「あいうえお」の5音しかないが、英語は10~20ぐらい。
子どもはこれを話せる力を元々持っています。
ところが、日本語しか使わない環境にいると、他がさびついてしまいます。
だから早期に接した方が良いと思います。
慈性幸佑(学習システム開発者)
http://open-waseda.jp/gakubu/regist/