1
/
5

『社内起業を目指す勇者たちへ』

外から見ると、社内起業家は安泰に映る。あり余る程の資本、インフラ、販売員、サポート陣などに恵まれているのだから。しかし、社内起業家は有利な環境にいる訳ではない。むしろ彼らの方が不利かもしれない。保守的、近親社配的で無✖な経営陣と闘っているからだ。

<社内起業家として成功するためにやるべきこと>

●金のなる木を葬る

金のなる木(cash-cow)は素晴らしい。でも、そこからミルクを搾ったら、あとはモウ長々とそれを維持すべきではない。金のなる木の目的は、新しい子牛を育てる資金を提供することである。自らの手で金のなる木を葬らなかったとしても、ガレージの二人組が代わりに葬るだろうから。

●頭を切り替える

大企業の中で学習、実行することは、殆どと言ってよい程社内起業家の役には立たない。基本的には、全てにおいて大企業の定石とは反対のことをすべきである。

●別の建物を探す

社内起業家精神を持ち続ける最善の方法として、本体とは別の建物で仕事することが挙げられる。

●「感染した」人を雇う

自分の仕事に納得し、それを愛し、それで世界を変えようとしている人を選ぼう。

●希望を捨ててない人に希望を与える

もっとよいやり方があると分かっていながらそれを実現できなかった社員たちに希望を与えていれば、協力者が続々と現れてサポートしてくれるようになる。

●会社を最優先にする

社内起業家は社員である限り、自分自身のためではなく会社のためになることをしなければならない。だから金のなる木を葬ることを最優先しよう。

●水面下で行動する

役立たずに足を引っ張られないためにも、できるだけ長い間表に出ないようにする必要がある。

●データを収集、共有する

どこかの時点で、現状維持派が批判するようになる。顧客が頼みもしないことに会社の資産を浪費していると。その時に備えて、自分のプロジェクトに幾ら掛かったのかを知っておく必要がある。

●ひと仕事終えたら解散する

社内起業が成功すれば、あなたの製品とチームは会社の主流派になる。今度は会社のシステムに統合され、新たな金のなる木となる。そうしたら、勇者たちは解散し、次なる挑戦へ新たな仲間と旅立とう。

#Intrapreneurship #社内起業

https://www.linkedin.com/posts/takayukiyamazaki_intrapreneurship-lyuhlrnuxjzb-innovator-activity-6597410785528504320-64Fr