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いきいき唐津(株) / 専務取締役
「まちづくり」というと、”公”のイメージが強く、日本全国に、特に地方では、まちづくり=ボランティア活動という意識が根強くあります。しかし、社会に必要な良いことでも、持続可能な取り組みでなければ、その効果は発揮できません。人口減少少子高齢化が進む中で、行政の役割や機能は縮小していきます。いかに民間がその役割を代替し、また行政では出来なかったまちづくりを実現していくのか、地域活性化の重要なキーになります。
唐津の商店街の最重要課題であった再開発事業を長年の地元協議の末、約10億円の資金調達に成功し、ホテル、映画館、シェアオフィス、カフェなどから構成される商業複合施設「KARAE/唐重」を企画プロデュースし開業させる。
この期間に、カフェ、映画の取り組みの他、古民家リノベーション、駐車場の開発、ビルのプロパティマネジメントなどの補助金き頼らない収入源となる会社の事業基盤を整える。 また、就業規則の作成や会社の情報システム、経理のクラウド化にいち早く取り組み、ベンチャー企業の就労環境を整える。
九州を中心に各地で専門家として飛び回るが、唐津の街が課題山積している中で、まずは自分のまちに専念したいと考えるようになり辞任。
大林宣彦監督の映画『花筐/HANAGATAMI』の誘致に成功ひ、映画制製作法人を発足させ代表をつとめる。下部組織に市民からなる唐津映画製作推進委員会も立上げ、製作配給の1億4000万円の寄付の調達とオール唐津ロケ、市民エキストラ及びボランティア3000人の参加を実現させる。
映画製作のため市民団体を立ち上げ事務局長を務める
安倍首相が推進する日本の女性リーダー育成事業に参画。マクロ経済、経営戦略、経営哲学、企業ガバナンスについて学ぶ。
2011年に発足したばかりのまちづくり会社に入社。会社の初の収益事業カフェ「Orecafe」事業や映画事業「唐津シネマの会」を発足させ成功させる。
まちなかに「映画館」が欲しいという声を受けて、定期的に映画の上映会を行う「唐津シネマの会」という市民団体を発足。その後、22年ぶりに唐津のまちに映画館「THEATER ENYA」を復活させるまで、8年間活動を続ける。
唐津シネマの会の機関紙「IMAKARA」を発刊。市民サークルメンバーとともに、映画のレコメンドや活躍する映画監督のインタビュー記事、唐津にまつわるアーティストなどを取り上げ、充実した機関紙として地元の図書館でも貸出図書になった。
入社直後に手掛けた、当社の初のカフェプロジェクト。市民ニーズ調査をもとに、ゼロから飲食店を企画し、事業設計、内装工事、メニュー開発、人材採用、広報など一貫して担当。コロナ禍までの7期全て黒字決算を実現。
弁護士資格を取得を目指し、地方創生の条例などを制定する専門家になるため、ロースクールに進学。民法、刑法、憲法、行政法など一通り修学する中、一身上の都合で一時休学し唐津に帰郷していた際に、東北大震災が発生。東京へは戻らず休学延長を決意。同時期に、地元でいきいき唐津株式会社が設立され、契約社員として入社。その後、会社で様々な事業を任されるなかで、大学院を中退を決意。
第17代早稲田大学総長である田中愛治第7期ゼミ生。在学中は、堀口健二、長谷川真理子らの教養ゼミにも属し、社会的ジレンマ、政治行動論、地方自治、地方財政、社会調査、政治行動論、軽量政治学などを学び、ライフテーマである故郷唐津の活性化のために、何をすべきかを追求する。
甲斐田 晴子さん
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