400万人が利用する会社訪問アプリ
二宮 潤
大学卒業後は、いわゆるITコンサル会社に勤務。クライアント企業の基幹システム開発において、要件定義〜設計〜実装〜テスト〜リリース対応まで実施していました。 クライアント企業は流通業・小売業・金融業と、比較的幅広く対応していた印象があります。 当時はホストコンピュータで動いているシステムをオープン化する案件が多く、技術要素としてアプリはJava、DBはOracleを主に使用していました。 担当としては、主にメンバ〜小規模チームのリーダのような感じでした。 その後、スマートフォンのゲームプラットフォーム会社に就職。スマートフォンを使ったto Cサービスが盛り上がりつつあった時期で、やりたいと思っていたサービス開発もできそうだし、何より仕事をしていて楽しそうだなと感じで転職を決めた記憶があります。 入社後約2年間は、ゲームプラットフォームの広告運用に携わっていました。広告掲載システムの要件定義や掲載業務の設計、運用マネジメントなどを主に担当していました。 役割としてはメンバ〜プロダクトオーナを担っていました(規模感は約10名程度)。 その後の約2年間は、全社横断的な品質管理(QA)部門のマネジメントチームに在籍していました。部門組織だけでも100名を超える大きな所帯の中で、予算作成・渉外・人材採用・業務設計などを行なっていました。 ゲームプラットフォーム会社では主にマネジメント関連の業務を中心に行なっていたのですが、やはり自分でサービスを作りたいという思いが募り、フリーランスとして自らサービスを開発することを決意。自分の詳しい分野のサービスを作るのが良さそうだと考えていたため、趣味である自転車(ロードバイク)乗りを対象にしたSNSを作ることにしました。 いわゆるリーンキャンパスを作成してユーザにインタビューしてといった企画立案から、UIデザイン・フロントエンド・サーバサイドの実装、本番リリースまで一通り自分で実施しました。 (ただしその後のユーザテストでUIデザインがイケてないことが分かり、知り合いのデザイナにデザインおよびマークアップをガッツリ直してもらうことになりました) 技術要素としては、サーバはRuby on Rails、DBはMySQL、インフラはAWS(開発当初はHeroku)。企画立案などを除くと、実装期間は約3ヶ月くらいでした。 上記の自転車サービスのリリースがきっかけとなり自転車関連の人脈も多少広がり、縁あって自転車関連のスタートアップに参画することにしました。 参画した後は、一貫して新規サービスの立ち上げを行なっていました。 最初の約1年半は、街乗り用の自転車で巡る、おすすめのお出かけコースを掲載するサービスの立ち上げを行いました。 他の事業を掛け持っているCEO、CTOと3人のチームだったため、ディレクタ兼エンジニアのような立場でほぼ1人で走っていた感があります。 サービス設計や開発ディレクション、実装、コンテンツ作成はほぼ担当していました。 コンテンツ作成などを除くと、初期プロダクトリリースまでの実装期間は約2,3ヶ月程度でした。 技術要素としては、サーバはRuby on Rails、DBはMySQL、インフラはHeroku、AWS。 プロダクトリリース後は、改善およびユーザ拡大のための施策を実施。 システム修正や追加開発はもちろん、体制構築のための採用活動やSEOのための記事作成も行なっていました。 その後の約1年間は、自転車ユーザ向けのSNSを立ち上げました。 マーケ、デザイナと3人のチームだったため、こちらでも開発ディレクタとエンジニア(主にサーバサイド)を兼務した形で対応していました。 リリースまでにかかった期間としては、サービス企画+設計で約1ヶ月、実装で約2ヶ月くらいでした。 主な技術要素としては、サーバはRuby on Rails、フロントエンドはwebpacker、Vue.js、DBはMySQL、インフラはHeroku、AWSでした。 リリース後はサーバサイドエンジニアに専念(多少フロントも書いてはいましたが)。 ユーザ母数の多くはないドメインではありますが、このサービスを通して自転車が更に好きになってくれたユーザの方もいたようで、自分の趣味ともあいまってとても楽しい開発でした。
企画から設計、マーケティングまで、エンジニアの裁量が大きい環境を楽しむ。エンジニアマネージャーインタビュー【#おいしい健康社員インタビュー】
濱田 一喜
Web / iOS エンジニア。研究/職務内容は、Verilog を使用したハードウェア実装の実践から、 Ruby on Rails による Web アプリケーション構築までいろいろ。 2014 年 12 月からクックパッド株式会社に勤務。 2017 年 1 月から株式会社おいしい健康に勤務。