私たちa-worksは、ついに海外へ進出します。アジアの中でも特に成長著しいベトナムでプロジェクトをゼロから立ちあげるべく、プロジェクトマネージャーを募集することになりました。
そこで今回は、ベトナム在住の人気ライター「ネルソン水嶋」さんに、新たな地で自分自身の可能性を試したいと考えている人材に向けたメッセージをお伺いします。
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<ネルソン水嶋さん プロフィール>
ベトナム・ホーチミン市在住のライター兼ブロガー。インターネットで現地の文化や最新情報をおもしろおかしく、ときにまじめに発信している。2011年11月から移住、在住5年目。現在は、自身でベトナムのwebメディア「べとまる」を運営し、他にも「デイリーポータルZ」「ネタりか」「エキサイト」「ゆるぢえさん」など様々なメディアで活躍中。
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━━━ シンチャオ(こんにちは)!
ネルソン水嶋さん(以下「ネルソンさん」):
シンチャオ。
━━━ ラッ、ラッヴーイ キー ドゥッ ガッ アン(お、お会いできて嬉しいです)!
ネルソンさん:
……。
━━━ シ、シンロイ、ト、トイ ノイ ティエン… ビエッ ホホ ホン ジョイ(ベ、ベトナム語をうまく話せなくて、ご、ごめんなさい)!
ネルソンさん:
えっと、日本語で大丈夫ですよ。日本人なので。
━━━ え!! 失礼しました。いや、さすが、もうこっちの人にさえ見えてしまうほど現地に溶けこんでおられますね。なにか秘訣はありますでしょうか?
ネルソンさん:
溶けこんでいるかどうかは分かりませんが……やっぱり、現地の人ではない観光客の方はすぐに分かりますね。バッグの持ち方とか、タクシーの呼びとめ方とか、道の渡り方とかにも特徴があるので。
きっと、現地ならではの独特な社会ルールをひと通り覚えた頃には、現地に自然とスッカリ馴染んでいるんじゃないかと思います。
━━━ 現在、ベトナムではどのようなことをされているのでしょうか?
ネルソンさん:
簡単に言うと、ライターとして、ベトナムでおもしろいなーと思った人や文化や場所を取材したり、現地の特色を活かして笑いが取れるかもと思ったことに挑戦したりしています。
━━━ ベトナムで体験した印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
ネルソンさん:
いつもは日本語で日本人向けに「ダチョウに乗ってみる」記事なんかを書いていますが、一度、現地のベトナム人の間でバズったこともありましたね!
ある日、「ドリアンって強そうだな」と思って、捨てられていた皮を加工して装備したら、めちゃキマったんですよ。それで近所を歩いてみたら、翌日、ベトナム人の若者たちがFacebookでシェアしまくっていて。「やるね、日本人~!」みたいな。
地元のニュースサイトにも取りあげてもらって、なぜかトントンとYahoo! JAPANのトップニュースになってしまいました。捨てられていたドリアンの皮が数千万円の広告効果を生みだしたわけです!
まぁ、それで私が得たものは、「ドリアンマン」って呼び名だけですけど。