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中安 祐貴
|プロフィール| UBS証券、クレディ・スイス証券にてアナリストとしてインターネットや中小型・ITサービス・ゲーム等のセクターを調査。産業分析・個別企業の財務分析と同時に、国内外の機関投資家に株式投資の判断材料を提供。2015年Institutional Investor誌アナリストランキング5位(Internet部門)。2015年6月、クレディ・スイス証券を退職。同年6月株式会社みんせつを創業、代表取締役社長に就任。2006年に京都大学大学院工学研究科修士課程を修了。 |創業のきっかけ・思い| 私は2006年から10年間、証券会社のインターネット・中小型担当アナリストとして多くの企業を調査・分析してきました。 その中で、みんせつを創業するに至った大きな転機がアナリスト9年目に訪れました。インフォマートをはじめてカバレッジした時のことです。 インフォマートは、法人向けに受発注・請求書プラットフォームを提供する企業で、当時の時価総額は300億円ほどでした。私は同社のビジネスモデルに興味を持ち、調査を進めれば進めるほど、同社の社会的意義の大きさ、参入障壁の高さを身にしみて感じました。 この企業は必ず大きくなる! 当時の資本市場では、まだほとんどの投資家が同社の存在すら知らず、証券会社のアナリストもカバーしていませんでしたが、私は産業分析レポートの発行と共に、同社のカバレッジを開始しました。レポート発行だけではなく、同社の村上社長をスピーカーに迎えたセミナーを開催したり、海外投資家とのIRミーティングを企画したりと、国内外の投資家に広く知ってもらう機会を提供しました。 結果、時価総額は700億円まで上がり、同社が実業界だけでなく、資本市場でも存在感を確固たるものにするきっかけを作ることができました。当時の投資家からは「良い企業を教えてくれてありがとう」と、村上社長・藤田常務を始め同社員の方々からも「新しい投資家と出会うきっかけをありがとう」と言われ、私のアナリスト人生の中で最も喜びを感じる出来事となりました。 このような、「良い企業を投資家に知ってもらうことによって双方の絆が強くなり幸せになる」出来事を世の中にもっと生み出していきたいと考えるようになり、2015年「株式会社みんせつ」を創業しました。 約1年の企画・構想を経て、2016年4月に、機関投資家・アナリスト向け決算説明会情報サイト「みんなの説明会」をリリースしました。これまで情報が一元化されていなかった決算説明会の日程を収集、提供しています(掲載社数: 2,500社以上)。投資家・アナリストからは「説明会に行く機会が増えた」、企業からは「説明会の参加者が増えてきている」との声を頂戴しております。 今後も株式会社みんせつは、夢と技術を兼ね揃えたメンバーと共に、企業・投資家に喜ばれるサービスを提供し、「企業と投資家の強い絆を生み出す」会社として成長していきます。
中村 悠
鉄鋼会社、日系コンサルファームにて営業事務等に従事。 資料作成やデータ管理に追われる中、「ルーティン業務の多い事務職こそ、コードを書いて、欲しいツールは自分で作るべし!」と、独学でVBAを勉強。 直近は法律事務所のEUC(End User Computing)チームにて、SQLとVBAによる社内ツール作成業務に従事。 2018年みんせつに入社後は、バックオフィス/カスタマーサポート/GASでのツール作成を経て、現在は総務チーム、セルサイドチーム、バイサイドチーム等、複数チームのリーダーを兼任。 日本株担当の国内外の機関投資家/上場企業3,800社と繋がり、両者のコミュニケーションを円滑にすることを目標に日々奮闘しています。 また、リーダーとして、エンジニアサイドとビジネスサイドの相互理解を深めるためにも、ビジネスサイドの全員がSQL等なにかプログラミング言語を習得できるようサポートしていきたいとも考えています。
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