当社独自で開発した地中の非破壊検査技術である「スケルカ®」技術は、マイクロ波の性質を利用して地中を可視化する技術です。この技術を活用して、『路面下空洞調査』、『橋梁床板内部劣化調査』、『埋設物位置確認調査』の３つの事業を軸に減災コンサルティングを行っています。 行政や自治体から業務を受注し、スケルカーという調査車両を走らせて、地中のレーダーデータを取得します。その後3名体制によるデータ解析を行い、地中の異常個所を抽出していきます。データ解析にはAIも活用し、業務の効率化を推進しております。調査が完了したら、調査個所の報告書を作成し、納品時にそれぞれの異常個所に対する最適な補修提案も行います。 行政や自治体だけでなく民間企業や海外からのニーズも年々大きくなっており、2020年度の売上33.5億（2015年度：23.7億）と圧倒的なスピードで事業成長を続けています。 【路面下空洞調査】 ・道路の下の空洞を発見し、未然に道路の道路陥没を防ぐ調査。 創業当初から続けている調査で、調査距離においては2020年3月時点で223,785Km（地球約5周分）を実施しております。 【橋梁床板内部劣化調査】 ・橋梁床板内部、構造物の内部の劣化を確認し、橋の抜け落ち事故を予防する調査。 橋梁床板画像の数値化解析の技術は、2020年7月に特許も取得し、他社には真似できない当社独自の強みです。 【埋設物位置確認調査】 ・地中の正確な３Dマップを作成する調査。 この調査と過去の調査データを活用し、工事での工期短縮やコスト削減にも活用できる「地上・地下インフラ３Dマップ」を開発しました。