ーーー便利になる社会に逆行する子育て社会ーーー
テクノロジーの進化により、日本のスマートフォン保有率は97%に達し、人と人がこれまでになく繋がりやすい時代になりました。一方で、共働きや核家族化が進む中、多くの親が育児の負担を一手に抱え、社会の支援が追いついていないのが現状のように思えます。
「これだけ便利な時代なのに、なぜ子育てはこんなに大変だと言われるのか?」
私たちはこの矛盾に向き合い続けています。
子どもが誕生し、育てる毎日にはたくさんの感動があります。また、その過程で私たちは人生において様々な大事な事を学びます。子どもの誕生は、人生を豊かにする大きな機会であり、自らを見つめ直し、新たな価値観と出会う大切な瞬間です。
しかし、少子化が進む中で多くの企業が子育て市場から撤退し、イノベーションが生まれにくい状況が続いています。さらに、声にならない課題は見過ごされ、結果として、幸せに満ちたはずの育児の時間が、苦しみや孤独を伴うものになってしまっているのが現実です。
だからこそ私たちは、子育て市場を「課題だらけの未開拓領域」と捉え、ビジネスを通じて変革を起こすことに挑戦しています。目指すのは、子育て家族の毎日を「負担」ではなく、未来を育む前向きな選択肢へと変えること。当社はこのミッションを胸に、新たな価値創造に挑み続けます。