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オープンソースとテックブログを駆使してエンジニアカルチャーを育てる

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中途
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on 2016/10/28

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オープンソースとテックブログを駆使してエンジニアカルチャーを育てる

東京
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Ai Muramatsu

企画統括室 人事統括部/ネット人材採用担当

山田 晋平

ネットビジネス本部/スクラムマスター兼サーバサイドエンジニア

〈ServerlessConf Tokyo 2016〉にスポンサーしました

山田 晋平さんのストーリー

株式会社リクルートマーケティングパートナーズのメンバー

企画統括室 人事統括部/ネット人材採用担当

なにをやっているのか

エンジニアは、自分の強みを磨いていく一方で、新しい技術や言語にもアンテナを張り、情報収集を行っていくことが必要です。 勉強し続けることから逃れられない宿命にあると言っても過言ではないエンジニアという職種。そんな職種で今後のキャリアを歩んでいくためには、一体どうしたら良いのでしょうか。 リクルートマーケティングパートナーズで働いている3人のエンジニアに、インプットとアウトプットに関して実践していることを聞きました。 山田 直樹(やまだ なおき):リクルートマーケティングパートナーズではたらくフロントエンドエンジニア。JavaScript・HTML・CSSによる開発を主な生業とする。実はプログラミングよりも洋服を自作するのが得意だったりする。 釘宮 慎之介(くぎみや しんのすけ):福岡県福岡市南区野多目出身のAndroidエンジニア。軸としてのAndroidを深めつつ、それ以外の分野も広げていっているところ。プロダクトそのものをゼロから成長しきるところまでのサイクルを何度も体験したいという強い意志あり。 大島 雅人(おおしま まさと) :リクルートマーケティングパートナーズではたらくiOSエンジニア。 前職はSIerで、エンジニアとしてのキャリアを積んでいきたいと思い転職。 新しい技術が好きなミーハー気質でサーバサイド、フロントエンド、インフラなど何にでも手を出してしまう肉食系男子。 大学時代は居酒屋で働いていたので、もこみちより素早い千切りが可能。 どんな勉強会に参加する? 大島: iOS、Androidに関する「potatotips」という勉強会によく参加しています。参加者は全員発表するイベントで中堅者以上が多めの勉強会です。 釘宮: 自分が発表できる勉強会を選んで参加していますね。発表することになって、そこで何を話すかを決めて、勉強会に向けて勉強していく。勉強会で学びのサイクルを作っています。自分が知りたい技術についての勉強会であれば、発表するタイプでなくても参加はしますが、発表すると話しかけてもらえますからね(笑) 山田: Twitterでフォローしている人が投稿している勉強会で、内容がハイエンドなものや自分が興味を持つ内容であれば参加しています。エンジニアのためのスキルアップ勉強会「connpass」のサイトはチェックしていて、気になるイベントの告知が公開されたら参加表明する感じです。観測している範囲内で行くイベントを選んでますね。 釘宮: 「connpass」はフィード機能があるから、友人がどの勉強会に参加するかがわかるんですよね。なんらかつながりのある人が参加する勉強会だと、自分も気になる勉強会である可能性が高いし、参加しやすい。 大島: 勉強会に参加すると、技術に詳しい人に出会うことが多い。勉強会でそういう人とつながって、Twitterや「connpass」でフィードをチェックすると、面白い勉強会に関する情報をキャッチしやすくなりますよね。 釘宮: 「勉強会行ってきます」と言ってオフィスを出るのが許される雰囲気があるのは助かってますね。もちろん、タスクは片付けているんですけど。たまに社内で有料イベントの案内が来て、「誰か行きたい人ー?」と聞かれることもあります。カンファレンスのような規模ですけど、そういうイベントは会社からお金を出してもらえることもあります。 大島: そういえば当社には大きなオープンスペースがあって、外部の人を含めた勉強会の会場提供ができたり、飲食費などのサポートも人事から得られるのでとても助かっています。特に奨励されているので「いいぞ、どんどんやれ」という雰囲気も気に入っています(笑) 釘宮: 先ほど出た「potaitotips」だったり、最近開催した「Kyobashi.dex」や「Kyobashi.go」なんかの勉強会についても会場はもちろん、懇親会までできるのは嬉しいですね。 大島: 勉強会に行って得た内容を発信するかどうかは自分次第ですね。会社の業務として勉強会に行く場合もあるんですけど、そういった場合は会社のテックブログ(後述)にレポートを書いたりしています。あとは、「Qiita:Team」にメモを残したり。個人で勉強会に参加したときも、役に立ちそうだと思った内容はメモを残しています。 釘宮: あと会社の制度で自己起案制度というのがあって、海外を含む有料のカンファレンスにも業務として参加することができます。Google I/OやWWDC、re:inventなど、海外の有名カンファレンスには毎年誰かが参加しています。国内のちょっと遠方の勉強会などに出ているエンジニアもいますよね。

なにをやっているのか

エンジニアは、自分の強みを磨いていく一方で、新しい技術や言語にもアンテナを張り、情報収集を行っていくことが必要です。 勉強し続けることから逃れられない宿命にあると言っても過言ではないエンジニアという職種。そんな職種で今後のキャリアを歩んでいくためには、一体どうしたら良いのでしょうか。 リクルートマーケティングパートナーズで働いている3人のエンジニアに、インプットとアウトプットに関して実践していることを聞きました。 山田 直樹(やまだ なおき):リクルートマーケティングパートナーズではたらくフロントエンドエンジニア。JavaScript・HTML・CSSによる開発を主な生業とする。実はプログラミングよりも洋服を自作するのが得意だったりする。 釘宮 慎之介(くぎみや しんのすけ):福岡県福岡市南区野多目出身のAndroidエンジニア。軸としてのAndroidを深めつつ、それ以外の分野も広げていっているところ。プロダクトそのものをゼロから成長しきるところまでのサイクルを何度も体験したいという強い意志あり。 大島 雅人(おおしま まさと) :リクルートマーケティングパートナーズではたらくiOSエンジニア。 前職はSIerで、エンジニアとしてのキャリアを積んでいきたいと思い転職。 新しい技術が好きなミーハー気質でサーバサイド、フロントエンド、インフラなど何にでも手を出してしまう肉食系男子。 大学時代は居酒屋で働いていたので、もこみちより素早い千切りが可能。 どんな勉強会に参加する? 大島: iOS、Androidに関する「potatotips」という勉強会によく参加しています。参加者は全員発表するイベントで中堅者以上が多めの勉強会です。 釘宮: 自分が発表できる勉強会を選んで参加していますね。発表することになって、そこで何を話すかを決めて、勉強会に向けて勉強していく。勉強会で学びのサイクルを作っています。自分が知りたい技術についての勉強会であれば、発表するタイプでなくても参加はしますが、発表すると話しかけてもらえますからね(笑) 山田: Twitterでフォローしている人が投稿している勉強会で、内容がハイエンドなものや自分が興味を持つ内容であれば参加しています。エンジニアのためのスキルアップ勉強会「connpass」のサイトはチェックしていて、気になるイベントの告知が公開されたら参加表明する感じです。観測している範囲内で行くイベントを選んでますね。 釘宮: 「connpass」はフィード機能があるから、友人がどの勉強会に参加するかがわかるんですよね。なんらかつながりのある人が参加する勉強会だと、自分も気になる勉強会である可能性が高いし、参加しやすい。 大島: 勉強会に参加すると、技術に詳しい人に出会うことが多い。勉強会でそういう人とつながって、Twitterや「connpass」でフィードをチェックすると、面白い勉強会に関する情報をキャッチしやすくなりますよね。 釘宮: 「勉強会行ってきます」と言ってオフィスを出るのが許される雰囲気があるのは助かってますね。もちろん、タスクは片付けているんですけど。たまに社内で有料イベントの案内が来て、「誰か行きたい人ー?」と聞かれることもあります。カンファレンスのような規模ですけど、そういうイベントは会社からお金を出してもらえることもあります。 大島: そういえば当社には大きなオープンスペースがあって、外部の人を含めた勉強会の会場提供ができたり、飲食費などのサポートも人事から得られるのでとても助かっています。特に奨励されているので「いいぞ、どんどんやれ」という雰囲気も気に入っています(笑) 釘宮: 先ほど出た「potaitotips」だったり、最近開催した「Kyobashi.dex」や「Kyobashi.go」なんかの勉強会についても会場はもちろん、懇親会までできるのは嬉しいですね。 大島: 勉強会に行って得た内容を発信するかどうかは自分次第ですね。会社の業務として勉強会に行く場合もあるんですけど、そういった場合は会社のテックブログ(後述)にレポートを書いたりしています。あとは、「Qiita:Team」にメモを残したり。個人で勉強会に参加したときも、役に立ちそうだと思った内容はメモを残しています。 釘宮: あと会社の制度で自己起案制度というのがあって、海外を含む有料のカンファレンスにも業務として参加することができます。Google I/OやWWDC、re:inventなど、海外の有名カンファレンスには毎年誰かが参加しています。国内のちょっと遠方の勉強会などに出ているエンジニアもいますよね。

なぜやるのか

山田: リクルートマーケティングパートナーズでは、「NET BIZ DIV. TECH BLOG」(以下テックブログ)というデザイナー、エンジニア、スクラムマスターといった社内のスタッフたちが発信する開発情報に関するWebメディアを運用しています。今は、全部で約50人のアカウントがあり、情報発信を行っています。 釘宮: テックブログで記事を書くと、勉強会に参加したときなどに「ブログ見ました」と言ってもらったりします。 大島: 自分からじゃなくて、向こうから話しかけてもらえたりするからいいですよね。 山田: ブログで記事を書くと、話のネタにもなります。これまではまず自分がどんなところで、何を仕事にしているのかを伝えなければなりませんでしたが、ブログを通じて自分の存在を伝えることで、話をする前提が出来上がります。 大島: テックブログでしっかりと情報発信をすると、業界での自分のプレゼンスを上げられるし、一緒に会社のプレゼンスも上げることができて一石二鳥なんですよね。 釘宮: 勉強会で発表するときと一緒で、会社のブログでは個人ブログよりも、ちゃんとしたことを書かないといけないので、技術への理解が深まる、なんて利点もあります。 大島: あとは、テックブログに記事を書く場合は、文章を校正してもらえるので、自分のブログだけで書いていたころよりも、文章力が上がりました。 釘宮: 会社のブログだと下手なことを書いて外部からツッコミが来ないように、理論武装もしっかりするように心がけます。結果、記事のクオリティは個人のブログと比較すると上がっています。 山田: コードが綺麗な人、汚い人との違いは、どれだけ見られることを意識しているかなんですよね。オープンソース活動をしていたり、書籍を執筆している人は、突っ込まれたくないので、ちゃんと体系的に書いていきます。そのため、知識が足りないところはさらに勉強するようになる。文章もコードも、人に見られれば見られるほど、成長の角度が上がると思います。 釘宮: たしかに、構成力が高くなったように思います。 大島: 僕のところに書籍執筆の話がきて、今書いているところなんですけど、自分で思った以上に書けているんですよね。スライドを作るのも上手くなりましたし、構成力や文章力は鍛えられてますね。

どうやっているのか

会社のブログと個人ブログの書き分け 山田: 二人はどうやって会社のブログと個人のブログを書き分けてるんですか? 大島: 大きい話題のとき、たとえば普段チームで開発しているからこそ知ることができる知識や経験などは、会社のブログに書くようにしています。自分の個人ブログは備忘録のような位置づけになっていますね。 釘宮: 会社ブログは質の高い情報を書くように心掛けていますが、自分のブログでは質よりも、自分が好きなことだったり、エモいネタを書くようにしています。使い分けは自然にできています。 山田: テックブログは、オープンから1年が経過します。掲載した記事はもうすぐ100本 を超えます。本当はもう少しペースを上げたいんですけど。。 釘宮: 今はけっこう自由に書かせてもらってるじゃないですか。山田さんはノルマを課したり、強制にはしたくないと思ってそうやってるんですか? 山田: 人に強制してもいいことはないんですよね。強制してやってもらって、記事の本数が増えたとしても、それは文化じゃないですから。 大島: なるほど。「文化」になるかって大事ですね。 山田: リクルートマーケティングパートナーズが1年前のままだったら2人はウチの会社には来てないと思うんですよね。当時はまだ「文化」になっていなかったと思いますし、うまく外部への発信もできていなかった。テックブログをオープンして、技術的なことの発信を意識的に増やしていって、ちゃんと技術に対する理解がある会社なんだ、ということをアピールしていったことは影響していると思うんです。 大島: たしかに、転職してくる前からテックブログのブログは見てましたね。 山田: 1年ほど前は、エンジニアがいる組織だと思われてなかったんですよ。技術に関する情報をブロードキャストすることで、情報を拾ってもらえるようにしてきたんです。あとは、個人の名前で情報発信することで、外部の人に働いている人を認知してもらい、一緒に働きたいと思ってもらいやすいようにしました。情報発信って、会社のプレゼンスを高めていく上で、すごく大事なことなんですよ。1年間情報発信を続けてきたことで、エンジニアカルチャーを作りつつ、それを外部に伝えてきた。結果、いまではエンジニアが集まりつつあります。 釘宮: ほんとに技術のことをわかっている会社なのか、どんな人が働いている職場なのか、といったことがわかるので、たしかに情報発信をしてもらえると転職を考えている側にとっては助かりますね。 山田: 情報発信を継続することは、転職してくれたエンジニアにとっても大切なことなんです。エンジニアって、職種が誕生してから日が浅いことも関係していますが、転職しやすい職種じゃないですか。 サイクルの激しい領域なので、転職しなければならない場面に直面するかもしれない。そうなったときに、個人のプレゼンスが重要になると思うんです。ある程度名前が売れていれば、「辞めました」ブログを書いたりして、次の仕事の話が来たりすると思いますしね。 釘宮: テックブログで記事を書くことは、個人のプレゼンスを高めながら、会社のプレゼンスを高めることにもつながっているんですね。 山田: 働いているエンジニアが、いつ他の技術やサービスに興味が移ったとしても、安心して巣立っていけるように、テックブログでブログを書くことで業界における個人のプレゼンスを積み上げているんです。

こんなことやります

釘宮: テックブログ以外でのアウトプットだと、iOS/AndroidのライブラリをGithubに公開しているオープンソース活動もありますよね。 ・【関連記事】なぜ組織としてオープンソースを公開するのか?  http://tech.recruit-mp.co.jp/etc/why_oss/   大島: オープンソースもやってますね。最初は、仕事で書いたコードを自分で使いたかった、というのが大きかったんですけど(笑)今では、オープンソース活動に力を入れることが採用にもつながっています。 山田: ライブラリが公開されていれば、社外の人間にとっては、その会社の技術力を図るモノサシになりますからね。 釘宮: たしかに、北米のモバイル決済サービス「Square 」でAndroidエンジニアをしているJake WhartonさんはAndroidのイケてるライブラリをたくさん出していて、Androidエンジニアの間ではかなり知られています。 ・https://github.com/JakeWharton/butterknifehttp://square.github.io/ 山田: そうそう。積極的にオープンソース活動をしていくと、そうやって個人のエンジニアもプレゼンスが高まるし、会社のプレゼンスも一緒に高まるんですよね。「オープンソースは個人でやるもの」みたいになってしまうと息苦しいじゃないですか。エンジニアにとって、コードを書くのは仕事でもプライベートでも一緒。だったら、そこを線引しないほうがやりやすい。 釘宮: プレゼンスを高めるということ以外に、純粋に業界に還元したいという思いがありますね。 大島: 自分たちもオープンソースのライブラリを使いまくっているからね(笑)オープンソースにすると、他の会社で「使ってます」と言ってもらうことがあったり、入ってくるインターンから「使ってます」なんてリアクションがあるんですよね。これがけっこう嬉しくて。 釘宮: Githubで公開すると世界中のエンジニアが見ることになる。海外からもリアクションがあると嬉しいですよね。 山田: 全員が公開されているライブラリを使う側に回ってはいけないんですよね。公開する側に回る人たちがちゃんといないといけない。 大島: 会社としてオープンソースにできるのは他にも利点がありますね。ライブラリを公開したのはいいものの、自分だけでメンテナンスするのが大変な場合は会社でやってもらえるのは助かります。 山田: もちろん、会社として公開するのでオープンソース活動をしていく上でのガイドラインはあります。このガイドラインに沿って、海外の人でもわかるようにコードを書き、英語で説明文を書く経験をすると、エンジニアとしてのスキルは上がっていきます。 大島: 技術って隠してもしょうがないと思うんです。全部見せてもなんの問題もないくらい。まだ、オープンソース前提でプロダクトを作るようにはなっていないので、開発していてオープンソースとして切り出せそうだったら、切り出すという状態。これから先は、もっとオープンソース前提でプロダクトを作っていって、何かの基盤になるようなものを公開していけるといいですね。 山田: テックブログやオープンソース活動を通じて、エンジニアのスキルアップが行われ、技術力やエンジニアのカルチャーがあることを外部に伝えていく。それが優秀なエンジニアが集まることにつながっています。 釘宮: これまでは情報発信をあまりしてこなかったけれど、すごいエンジニアはたくさんいます。そういうエンジニアは、会社の都合などで声をあげられない環境にいることもある。そういう人たちにはぜひウチに来てもらって、ブログやオープンソース活動で精一杯アピールしてもらえると、個人のプレゼンスも上がるし、会社のプレゼンスも上がります。 大島: 今の職場は、テックブログやOSSで社外にアピールする場があっていいですね。 釘宮: 受託の仕事だったりすると、オープンにできないですからね。ただ、エンジニアにとって外に出ることは重要なこと。「ウチは出れますよ」ってことは伝えていきたいと思います。 山田: これからはもっと優秀なエンジニアに来てもらうために、他社のテックブログに負けないように、更新する頻度をあげて、存在感出していきたいと思います。そのためには、テックブログで書いてくれている人たちが一番大事です。エンジニアのプレゼンスが上がることが会社にとっても重要なこと。そのために、少しでも書きやすく改良し、ちょっとでも負荷を軽減していきたいと思います。
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会社情報

2012/10に設立

1,352人のメンバー

東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワー