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城下町の空き家を再生させる「まちなみ再生コーディネーター」をウォンテッド!

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on 2015/07/01

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城下町の空き家を再生させる「まちなみ再生コーディネーター」をウォンテッド!

宮崎
宮崎

田鹿 倫基

1984年生まれ。宮崎県高千穂町出身。 2009年、宮崎大学教育文化学部卒業後、株式会社リクルートに入社。事業開発室に配属され、ネットサービスの立ち上げを行う。入社半年でリクルートと電通、東工大のジョイント・ベンチャー「ブログウォッチャー」との兼務を担う。 2011年、中国上海を拠点とするネット広告代理店に転職し、広告代理事業に従事。日本人一人で、北京事務所の立ち上げも行う。 2013年、日本で2番目に若い33歳で市長に当選した﨑田市長からのオファーを受け、日南市マーケティング専門官として、日南市に着任。「外貨の獲得」をミッションとしている。 

木藤 亮太

崎田 恭平

日南市役所のメンバー

1984年生まれ。宮崎県高千穂町出身。 2009年、宮崎大学教育文化学部卒業後、株式会社リクルートに入社。事業開発室に配属され、ネットサービスの立ち上げを行う。入社半年でリクルートと電通、東工大のジョイント・ベンチャー「ブログウォッチャー」との兼務を担う。 2011年、中国上海を拠点とするネット広告代理店に転職し、広告代理事業に従事。日本人一人で、北京事務所の立ち上げも行う。 2013年、日本で2番目に若い33歳で市長に当選した﨑田市長からのオファーを受け、日南市マーケティング専門官として、日南市に着任。「外貨の獲得」をミッションとしている。

なにをやっているのか

【未来へ繋ぐ空き家再生】 宮崎県日南市の飫肥地区にある城下町に点在する武家屋敷の空き家を再生しています。 「飫肥」と言われても、特に九州圏外ではまだ知名度も低く、「どこそこ?」「これ、何て読むの?」なんて思う人も多いかもしれません。 「飫肥」(「おび」と読みます)は江戸時代から栄えた由緒ある城下町で、現在も「九州の小京都」と言われ、美しい武家屋敷を中心とした街並みが残っています。九州初の重要伝統的建造物群保存地区にも指定され、南九州の武家文化が色濃く残された知る人ぞ知る場所として、数多くの観光客が訪れる場所なんです。 この美しい「飫肥」も現在ピンチに陥ってます・・・ 地方都市の多分に漏れず、ここでも人口の高齢化、過疎化の波は押し寄せつつあり、美しい武家屋敷街にも少しずつ空き家が増えていき、保存されるべき美しい街並みが少しずつ朽ち、荒れ始め、失われつつあります。 ここに問題意識を持った崎田市長をはじめとする日南市役所が企画立案し、昨年より業務が開始されたのが「まちなみ再生コーディネーター」事業です。 「まちなみ再生コーディネーター」は武家屋敷の再生が主要な業務の一つではあるのですが、単純に個々の空き家を綺麗にリノベーションして再生するだけではなく、100年、200年先、いや未来永劫受け継がれていく、まちなみの景観に沿った再生をする必要があります。 「飫肥」の武家屋敷は、江戸の昔から特に名家・良家が住まわれていた地域と言われていて、それが故に非常に敷地が広く、建物が大きいことが特徴です。つまりそれだけ建物に施すリノベーションのコストがかかるということです。ただでさえアクセス面で不利な立場に置かれているのにもかかわらず、伝統的建造物である武家屋敷の修繕費は通常の物件よりも高くなると、そのリノベーションした空き家を使用した事業を行う人々・事業者の観点からすると、事業のそもそも収益性、持続性という面で難しい問題に直面します。しかしながら、コストを下げて、まちなみにそぐわないリノベーションを行ってしまうと、それは飫肥の町全体の価値低下につながります。そのバランスをとるのが本当に難しいです。 幸いなことに、飫肥はまだ、まちなみが非常に綺麗に維持されており、周辺には宮崎ならではの観光資源、そして食べ物がたくさん揃っています。また飫肥は、非常にコンパクトにまとまっていることもあり、点在する武家屋敷にコンテンツに魅力的なコンテンツを入れることで、飫肥地区という「面」(点在する空き家となった武家屋敷)で再生が可能になり、観光客が回遊するような仕組みも作ることができます。 これらのディスアドバンテージとアドバンテージのバランスを見極めて、空き家を利活用した事業を行いたいという事業者を数多く誘致し、その事業者が収益性、持続性を確保出来るように手助けする一方、まちなみ再生計画の中心的人物として、受け継がれてきた伝統をしっかりと引き継ぎつつも現代のニーズとも調整をし、さらに次の世代へと受け継いでいく・・・ まちなみ再生コーディネーターとともに、この難題に取り組んでくれる人を募集します(以下活動内容)。 【活動内容】 (1) まちなみ再生コーディネーターの業務サポート (2) 地域観光資源を活かしたインバウンド向けの体験メニューづくり (3) 質の高い飫肥限定の商品開発 (4) 地域住民自らが参画し、地域ブランドを作り、高めるためのコミュニテイの構築 (5) 飫肥地区由緒施設を活用したイベントの企画及び実施 (6) 持続可能なまちづくりのための体制の構築 (7) 市全体における他地域との連携スキームの構築 (8) 上記項目を盛り込んだ飫肥ビジョンの策定 (9) その他、飫肥のまちなみ再生事業に係る業務 詳細はこちらのHPまで。 http://www.city.nichinan.lg.jp/main/info/news/e/2016/10/05/post_385.html
再生対象物件(旧飯田医院)
再生対象物件(小鹿倉邸内部)
地元スイートピー農家さん
地元焼酎酒蔵さん
飫肥城大手門
飫肥城大手門から覗く下校する小学生

なにをやっているのか

再生対象物件(旧飯田医院)

再生対象物件(小鹿倉邸内部)

【未来へ繋ぐ空き家再生】 宮崎県日南市の飫肥地区にある城下町に点在する武家屋敷の空き家を再生しています。 「飫肥」と言われても、特に九州圏外ではまだ知名度も低く、「どこそこ?」「これ、何て読むの?」なんて思う人も多いかもしれません。 「飫肥」(「おび」と読みます)は江戸時代から栄えた由緒ある城下町で、現在も「九州の小京都」と言われ、美しい武家屋敷を中心とした街並みが残っています。九州初の重要伝統的建造物群保存地区にも指定され、南九州の武家文化が色濃く残された知る人ぞ知る場所として、数多くの観光客が訪れる場所なんです。 この美しい「飫肥」も現在ピンチに陥ってます・・・ 地方都市の多分に漏れず、ここでも人口の高齢化、過疎化の波は押し寄せつつあり、美しい武家屋敷街にも少しずつ空き家が増えていき、保存されるべき美しい街並みが少しずつ朽ち、荒れ始め、失われつつあります。 ここに問題意識を持った崎田市長をはじめとする日南市役所が企画立案し、昨年より業務が開始されたのが「まちなみ再生コーディネーター」事業です。 「まちなみ再生コーディネーター」は武家屋敷の再生が主要な業務の一つではあるのですが、単純に個々の空き家を綺麗にリノベーションして再生するだけではなく、100年、200年先、いや未来永劫受け継がれていく、まちなみの景観に沿った再生をする必要があります。 「飫肥」の武家屋敷は、江戸の昔から特に名家・良家が住まわれていた地域と言われていて、それが故に非常に敷地が広く、建物が大きいことが特徴です。つまりそれだけ建物に施すリノベーションのコストがかかるということです。ただでさえアクセス面で不利な立場に置かれているのにもかかわらず、伝統的建造物である武家屋敷の修繕費は通常の物件よりも高くなると、そのリノベーションした空き家を使用した事業を行う人々・事業者の観点からすると、事業のそもそも収益性、持続性という面で難しい問題に直面します。しかしながら、コストを下げて、まちなみにそぐわないリノベーションを行ってしまうと、それは飫肥の町全体の価値低下につながります。そのバランスをとるのが本当に難しいです。 幸いなことに、飫肥はまだ、まちなみが非常に綺麗に維持されており、周辺には宮崎ならではの観光資源、そして食べ物がたくさん揃っています。また飫肥は、非常にコンパクトにまとまっていることもあり、点在する武家屋敷にコンテンツに魅力的なコンテンツを入れることで、飫肥地区という「面」(点在する空き家となった武家屋敷)で再生が可能になり、観光客が回遊するような仕組みも作ることができます。 これらのディスアドバンテージとアドバンテージのバランスを見極めて、空き家を利活用した事業を行いたいという事業者を数多く誘致し、その事業者が収益性、持続性を確保出来るように手助けする一方、まちなみ再生計画の中心的人物として、受け継がれてきた伝統をしっかりと引き継ぎつつも現代のニーズとも調整をし、さらに次の世代へと受け継いでいく・・・ まちなみ再生コーディネーターとともに、この難題に取り組んでくれる人を募集します(以下活動内容)。 【活動内容】 (1) まちなみ再生コーディネーターの業務サポート (2) 地域観光資源を活かしたインバウンド向けの体験メニューづくり (3) 質の高い飫肥限定の商品開発 (4) 地域住民自らが参画し、地域ブランドを作り、高めるためのコミュニテイの構築 (5) 飫肥地区由緒施設を活用したイベントの企画及び実施 (6) 持続可能なまちづくりのための体制の構築 (7) 市全体における他地域との連携スキームの構築 (8) 上記項目を盛り込んだ飫肥ビジョンの策定 (9) その他、飫肥のまちなみ再生事業に係る業務 詳細はこちらのHPまで。 http://www.city.nichinan.lg.jp/main/info/news/e/2016/10/05/post_385.html

なぜやるのか

飫肥城大手門

飫肥城大手門から覗く下校する小学生

【空き家が増える続ける恐怖と飫肥の希望】 メディアで度々取り上げられる「空き家」問題。前記した通り、ここ日南市も残念ながらその例外に漏れる事なく、毎年空き家の数は右肩上がりです。年間20万人もの観光客が訪れ、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている城下町「飫肥」でもその傾向が見られています。 江戸時代の景観がそのまま残された飫肥は、九州では最初に重要伝統的建造物群保存地区に選定されてました。 しかし、そのまちなみが少しずつ変わり始めてきています。 日本全体の人口動態が減少期に入り、家を守る住民も減少してきています。家を守る人がいなくなるとその家は放置され、だれも手入れをしないまま時が過ぎていきます。家は人が住まなくなると急に荒れはじめ、風が入らなくなったとたんに、廃れていきます。このままでは江戸時代から400年続いた景観が今の世代で途切れてしまいます。その事態はなんとしてでも避けなければいけない。 今、この難題に立ち向かい、そしてこの美しいまちなみを後世にしっかり残さなければいけないのです。

どうやっているのか

地元スイートピー農家さん

地元焼酎酒蔵さん

【主役は地元住民】 まちなみ再生コーディネーターはあくまで、サポート役で、まちなみ再生の主役はあくまで地元の住民の方々です。地元の方の存在、そして協力なくして、このプロジェクトの成功はありえません。そして地域おこし協力隊としてこのプロジェクトを一緒にやっていくメンバーも、まちなみ再生コーディネーターと同等、もしくはそれ以上にとことん地元の方々と交流し、課題を解決していかなければなりません。 そして他地区の地域おこし協力隊との大きな違いとして挙げられるのが、今回のプロジェクトには明確なゴールと実践すべきことがあるということです。ただ単に、「地域の課題を解決してきなさい!」と漠然な無茶振りをされて、見ず知らずの地域に放り込まれることはありません! コーディネーターの徳永氏が一年間飫肥で生活し、そこで得た信頼とコネクションがあります。 そして市長はじめ市役所の関係課の強力なバックアップ体制も整っています。他地域でよく耳にする「市役所が協力的でない」といったこともありません。民間人登用として月額90万円の委託料で有名となった商店街再生請負人である木藤氏の店舗誘致活動を関係課が横断的に完全サポートし、同じく民間出身のマーケティング専門官と共にIT企業の誘致ラッシュを実現している事例が証明しているでしょう。優秀かつ熱い日南市役所のメンバーが、今回は飫肥のまちなみ再生にコミットしています。 この公共性も高く、壮大で、やり甲斐に溢れる、でもとてもチャレンジングな環境で、一緒にプロジェクトを推進していくメンバーが必要です。

こんなことやります

 最近、地方創生がメディアで大きく取り上げられています。しかし、実際の地域活動はテレビで見るような華やかなものではありません  今回、日南市が取り組むのは、城下町であり、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている「飫肥(おび)」地区に増える空き家を有効活用するプロフェッショナル。今や3軒に1軒は空き家と言われるほど増加している飫肥地区の空き家を現代にあった形で利活用ができるプレイヤーを募集しています。
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