【仕事内容】
Enabling & Platform部の一員として、クラウドインフラの設計・構築・運用を中心に、開発組織全体の非機能要件に向き合います。技術的負債の解消や監視基盤の整備、リリースフローの改善など、チームと協力しながら安定性と拡張性の両立を実現していく役割です。単に決められた範囲を保守するのではなく、現場の開発体験をより良くするために、新しい仕組みを提案し、継続的に進化させていくことが求められるポジションです。少しずつ範囲を広げながら、着実にスキルアップしていける環境があります。
【具体的な業務内容】
日々の運用にとどまらず、改善や自動化、開発との連携を含む幅広い業務に関わっていただきます。課題に気づき、チームと一緒に取り組み、改善をやり切るまでを一貫して経験できる環境です。
・AWSを活用したクラウドインフラの構築・運用(既存構成の改善や機能追加)
・Terraformを利用したインフラ構成の管理
・モニタリングやアラート設計、信頼性向上のための改善活動
・PdMや開発チームと連携し、非機能要件を意識した改善提案
・リリースプロセスや環境構築の効率化、自動化の推進
・ナレッジのドキュメント化や属人化排除の取り組み
・手順書に基づく環境構築やリリース支援
業務範囲の幅広さに比例して、関われるプロダクトや技術への理解も深まっていきます。また、業務のなかで得られる“気づき”や“改善案”を歓迎する文化があり、自分なりの関わり方で徐々にチームへ貢献していける実感が得られます。
現場の変化に対して柔軟に対応しながら、より良い開発体験を支える仕組みを一緒につくっていきましょう。
【チームについて】
クラウド基盤チームは、Enabling & Platform部に所属し、アプリケーション基盤チームとともに、開発組織の信頼性・運用性を横断的に支えています。SREプラクティスに基づいたモニタリング設計や自動化、改善の仕組みづくりを通じて、プロダクトのスケーラビリティやセキュリティを下支えする役割を担っています。属人性の排除と再現性のある業務運用を重視し、週次のレトロスペクティブなどを通じて、チーム全体で学びを共有し、仕組みとして改善を進める文化があります。クラウド基盤チームは、単なる運用チームではなく、プロダクトの価値を非機能の面から最大化する技術集団として進化し続けています。チームの改善文化やナレッジ共有に積極的に参加しながら、自らの成長と組織の前進を両立させていきたい方を歓迎します。
また、チームではSREプラクティスの考え方を一部取り入れながら、モニタリング設計・アラート改善・自動化といった運用レベルの底上げにも着手しています。学びを共有し、安心して挑戦できる環境づくりを一緒に担ってくださる方を歓迎します。
【開発に使っている主なツール】
インフラ:AWS, GCP, IaCツールとしてTerraform
モニタリング/監視:Datadog, Sysdig
CI/CD:GitHub Actions / AWS Code Pipeline(プロダクトに依ります)
その他:GitHub, Slack, Notion
■スキル・経験
【MUST】
・クラウドインフラ(AWSまたはGCP)を使ったインフラの構築・運用経験(3年以上)
・Terraformを活用したインフラ構成管理の実務経験(既存構成の改修や一部モジュール追加レベルでも可)
・チームでの開発・運用において、モニタリングやアラート設計の改善に関わった経験
・チームやPdMと連携しながら、非機能要件(パフォーマンス・信頼性・セキュリティなど)を意識して業務に取り組んだ経験
・ドキュメント整備や再現性ある運用を意識したチーム改善への貢献経験
【WANT】
・モニタリングやアラートの見直しなど、運用改善に主体的に関わった経験
・アプリケーション開発やデータ基盤との接続を見据えたインフラ設計の補助経験
・セキュリティ設計(IAMポリシーの設定、Secrets管理など)に関する理解と、実務での一部対応経験
・エンジニアチームでの定例や振り返り(レトロスペクティブ)における、改善提案や学びの共有経験
・技術的なアウトプットや知見共有を通じて、周囲への良い影響を与えた経験(登壇/記事投稿/勉強会などは不問)
・SREプラクティス(例:モニタリング改善や信頼性向上の仕組みづくり)に関心があり、チーム内での実践例に触れた経験
・分析基盤やDWH(Redshift, BigQueryなど)の構成や役割についての基礎理解、または運用補助として関与した経験
・脆弱性診断を主導したご経験