私たちは、京都大学発及び松尾研究所発のスタートアップ企業として、主に製造業のクライアントに向け、生成AIを用いた業務サポートを行っています。
2023年に実施された、大手企業を対象とした野村総合研究所のIT活用実態調査によると、生成AIの検討率は81%と高い数字を示したものの、その導入率はわずか24%しかありません。つまり、日本企業の多くが、「生成AIに興味はあるものの導入までは至っていない」というのが現状です。
我々は数多くの企業に対しワークショップや生成AI導入支援を行ってきた中で、導入までのハードルとして、「具体的な活用方法とその効果が分からない」「活用する上でのノウハウ不足」「リスクの把握ができない」「そもそもどうやって活用できるのかが分からない」といった声が多く聞かれたことも事実です。
そこで我々は、以下の事業を通して企業の抱える課題の抽出や、課題解決に向けたAIソリューションの提供を行っています。ただ開発するにとどまらず、スタッフへのサポートや現場で実際に動いているかの検証を通して、現場に確かな価値を届けることを大切にしています。
■事業内容■
・オーダーメイドAI開発
ハッカソンをはじめとしたイベントで多数の入賞経験を持つエンジニアや、東京/京都大学の大学院でAI技術を研究したメンバーが、クライアントの課題に応じたAIシステムを開発。
特に製造業における生成AIの学習・RAG構築・時系列処理・画像認識・最適化を得意としています。
・チャットボットアプリの開発および提供
安全に使えるAIチャットボットを自社開発しています。
クライアントの社内環境や業務内容に合わせた機能を実装し、業務効率化に貢献します。
また、上記に加えて生成AIに関するワークショップも開催。生成AIの周知活動にも注力しています。
■今後の展望■
まずは受託開発に注力し、「製造業における生成AI活用といえばエムニ」と呼ばれるようなポジションを目指します。
そして大企業と共同開発を進める中で出てきた事例・アイデアを活用し、SaaSの自社プロダクト開発にも挑戦する方針です。
より多くの企業に利用しやすいサービスを提供し、AI開発を通して日本を元気にすることが、我々の信念です。