【わたしたちが目指す社会】
教育を学校だけに閉ざすのではなく、社会や世界と接続した魅力ある教育を実現することで、地域に意志ある若者が育ち「過疎化」した地域の「魅力化」が始まり、地方への新たな人の還流が生まれる。そんな社会を目指しています。
地域みらい留学事業を軸に、「自分たちの未来は変えられると信じ、自ら挑戦できる意志ある若者にあふれる地域づくり」に向けて、日本中の課題先進地域で起きた様々なイノベーションを拡散・伝播し、日本社会全体を変えていきます。
【法人立ち上げの背景】
ことの発端は、島根県海士町です。人口流出や財政難などの問題を抱え、一時は高校が島からなくなる寸前にまでいたりました。学校がなくなることは、地域にとっても計り知れない損失です。島外の高校に通うと仕送りなどにより家計は圧迫され、家族での島外流出も進みます。子どもを持つ若年世帯層の島へのUターンやIターンは激減していました。
こうした学校と地域の危機を前に、2008年に「島前高校魅力化プロジェクト」が発足しました。
http://miryokuka.dozen.ed.jp/about/
こうした動きの起点となったのが、代表理事の岩本悠。「島前高校魅力化コーディネーター」として海士町で8年間プロジェクトに取り組んだ後、2016年に島根県教育魅力化特命官として「教育による持続可能な地域づくり」をミッションに県単位のシステムチェンジを目指しました。
2016年に日本財団のソーシャルイノベーター最優秀賞を受賞し、リクルートキャリア初代社長の水谷智之、NPOカタリバ代表の今村久美とともに2017年に法人化。学校を核とした地方創生のイノベーションを目指しています。
※日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2016での発表動画
https://www.youtube.com/watch?v=KG5q4Wh2-N8