plowerは、群馬県みなかみ町で、３つのサービスを運営しています。 ・DOAIVILLAGE = https://doaivillage.com/ ・さなざわ㞢テラス = https://sanazawa.jp/ ・イヌワシストア = https://inuwashistore.jp/ 主要事業は”宿泊”と”飲食”ですが、それらの機能を通して、町内外の人達を巻き込んだ企画と運営を行い、地域や人へ新しい流れを生むのが得意な会社です。 今回募集は、2024年4月に開業した、 みなかみ町の玄関口となる上越新幹線 上毛高原駅内のコーヒースタンド”イヌワシストア”です。 一見、地方の町にはにつかわしくないようなポップなお店です。 そこでただコーヒーを売っているのではありません。 弊社の宿泊サービス事業への誘客連動と共に、厳選した町や人の魅力を伝える広報としても活動しています。 コーヒースタンドという気楽に立ち寄れる場所から、地域の未来や自然の事を考えて、自分たちなりの”おもしろい”や”愉しい”を仕掛ける。そんな仕事です。 ◆事業説明 みなかみ町はユネスコエコパークにも登録される自然豊かな地域で、 上毛高原駅は、雄大な谷川岳を含む上信越国立公園と、尾瀬国立公園への玄関口でもあります。 地方の駅の中という空間には、一見そぐわないような雰囲気をまとって、その違和感で地域の自然や人の魅力をコーヒーと共にそっと届けています。 イヌワシは、森林生態系において食物連鎖の頂点に位置する存在で、彼らが生息できる地域は自然環境が多様で豊かであると言われています。 彼らは国内では絶滅の危惧に瀕しているのですが、みなかみ町には貴重なツガイの生息が確認されており、それは、みなかみの自然が多様である事の証明の一つといえます。 店内什器には、イヌワシが狩りをするスペースを確保するために伐採した木材を用いています。 これらの環境保全で切り出される木材は、手入れをされていない奥山の木材で、これまで価値を見出されてきませんでした。 そんな木材が、当店ができた事により、「店内のテーブル天板やスツールは購入できますか？」と、お客様からお声がけをいただき、この半年で複数点の納品事例も生まれています。 「イヌワシや環境保全の為に伐採される木」というストーリーで、この木材の価値が変わる事の証明です。 この木材を”イヌワシ木材”と名付けて、流通させるスキームづくりとブランディングを日本自然保護協会や地域協議会と共に進めています。 また、地域の音楽フェスや各種イベント等へのお声がけもいただき、みなかみ町にとどまらず 各地へと飛び出していって、みなかみの魅力を届けつづけています。