※「奈良市共創チーム」プレ研究会でのイベントです。ストーリーでも関連記事を公開しています!
https://www.wantedly.com/companies/sei-syou/post_articles/924441
「文化の継承」と言われて、皆さんは何を思い浮かべますか?
歴史的な重要建造物の保存でしょうか? 現代アートの保存でしょうか?
勿論こうした、公的な視点で文化的価値の高い史資料の保存は大切ですし、
私たちもデジタルアーカイブ構築・利活用を通じてこの取り組みを実施しているのは間違いないです。
しかし「文化の継承」は本来もっと身近なものでもあります。例えば自分の両親、恩師、祖父母などなど大事な人のもつ記憶・思い出を残すことも、立派な「文化の継承」です。
そして何より大切なのは、こうした"記憶"を次世代の人たちが「利活用」し、生きた情報として継承されていくことです。そうでなければせっかくの貴重な記憶も「情報の海」の中に埋れてしまいかねません。
私たちは8月に奈良市主催の枠組み「奈良市共創チーム」のプレ研究会を立ち上げました。
▼メディア掲載記事
誠勝、暗黙知のまま継承するべき「先達・先人のあゆみ」を考察する研究を開始(ICT教育ニュース)
https://ict-enews.net/2024/08/29sei-syou/
▼奈良市共創チームとは
https://www.city.nara.lg.jp/site/narakyosoteam/
またこれに先立ち、奈良市主催「奈良市みらい価値共創プロジェクト研究」の共創ワークショップを一部主宰しました。記憶を「残す」側と「受け継ぐ」側に分かれ、両者のギャップの気づきを得るワークとなりました。
今回のミートアップでは、さらに「デジタル」という要素を加え、AI・機械学習ツールも活用します。
そして先達・先人の残した「自分史」のデジタルデータをから「価値ある情報」を読み取り、
その「良さ」を伝える企画を、自由は発想で楽しく考えていただく場にしたいと思います。