▍Mission:獣医師の孤独を解決すれば、最終的には日本全体の幸福度は上がる
Zpeerが成し遂げたい世界観/目標等を記載いたします。
▍1. Zpeerが解決したい「目の前のissue」は獣医師が情報収集する手段がないこと
「医者にとってのエムスリー」
「科学者にとってのNature」
これらは特定業界 / 職種にとって情報網(サイト)となっていると同時に、生活の一部になっています。様々な方が自分にとって有益な情報を日々得ることができるプラットフォームが存在していますが、獣医師には未だ存在していません。そのため、Zpeerがそのissueを解決したいと思っています。すでに世の中の80%の獣医師が登録をしているVet peerであれば達成できると信じています。
▍2. Zpeerが解決したい「本質的なissue」は獣医師が孤独であること
日本には12,000件の動物病院があり、そのうち獣医師が1〜2名しかいない動物病院が全体の70%弱。相談 / 質問をする場がなく、「孤独」であることが本質的な獣医師のissueと言えます。
「孤独」は副次的な問題を生んでいます。
- 獣医師同士のコミュニケーション / 情報交換が少ない / 学ぶ機会が少ない
- 業務時間が長く利益も低く、疲弊している
- 動物病院のIT/DX化が進んでいない
この問題を誰かが解決しなくてはならないのですが誰も解決しようとしようとしませんでした。なぜならば、動物病院/動物医療のマーケットは「人」の医療のマーケットと比較すると規模が小さく、且つ獣医師 / 病院経営 / テクノロジーの素養を兼ね備えたプレーヤーがいないこと等が原因でした。Zpeerはこの2nd PointをMain issueと捉えており、近々で解決していきたいと思っています。
▍3. Zpeerが10年以内に描きたい世界観(Halfway Point)は、日本の「動物医療業界/獣医師」のレベルの向上、その先にいる動物とその家族の幸せ。
日本の動物医療は、ほぼ外資系製薬メーカーに支えられています。そのため、日本の動物たちは海外企業に寿命を延ばしてもらっているとも言えます。
そんな中、Zpeerの事業が順調に成長をすると、Zpeerがサプリメントや製薬の「開発」に着手することも可能だと思っています。Zpeerは日本で最も獣医師のニーズを汲み取れるポジションにおり、これは日本でダントツで、且つ唯一無二と言えます。
そのため、ほぼ外資系製薬メーカーに支えられていた日本の動物医療業界において、サプリや製薬の開発を通して業界成長と、そしてその先にある獣医師の幸せを創出することができるのです。
さらにその先には、エンドユーザーである動物と動物の家族が一緒にいることができる時間を長くすることができる。その結果、動物とその家族の幸せも創出することができると考えています。
▍4. Zpeerが最終的に描きたい世界観(Final Point)は、「日本全体の幸福度」を上げること
獣医師が孤独であると同時に、「日本人の約半数が孤独である」と感じる世の中が目の前に迫ってきています。
未婚率は年々上昇しており、2020年時点で35%程度、2040年には40%を超えると言われています。日本の70%弱の獣医師が1〜2名で病院経営/運営をしている故に発生している副次的な問題が、日本人の「生活」でも発生しようとしています。
Zpeerはこの問題を動物医療 / 獣医師の幸せ、そして動物の健康 / 寿命を長くすることで、解決していきたいと思っています。
Zpeerの事業が成長し、日本の動物医療業界の成長、そして獣医師の幸せを得ることができると、動物の寿命は長くなると思っています。そんな中、日本での少子高齢化、既婚率・出生率の低下等からペットの飼育数は増えており、今後も増えることが推測されています。また、未婚の方がペットと生活をする数が増えつつあります。
今後、2040年に未婚率が40%を超えることが想定されている日本において、ペットの飼育数が増え、且つペットを家族(子供)と同等に愛情を注ぐ方が増えることを想定した際に、Zpeerが事業成長させ、顧客貢献し、そして社会貢献をした結果、最終的には「日本の幸福度」を上げることができると感じています。