マップフォーは自動運転システムのための空間情報・位置推定技術を社会実装する目的で2016年9月に設立されました。2022年7月にパーセプションエンジンと事業統合し、センシング・パーセプション技術とマッピング・ローカライゼーション技術とのシナジーを加速させ、自動運転領域だけでなく、地図や測量、インフラ保全、屋内外における空間情報の応用など、当社の技術は、あらゆる産業において、活用され始めております。
私たちの4つのコア技術「MAPPING」「SENSING」「LOCALIZATION」「PERCEPTION」の総称を空間知能と名付けました。空間知能とは実世界のあらゆる空間をセンシングし、マッピングを通してさまざまなシステムに必要な情報を構造化する技術です。
空間知能技術により
- 空間情報・位置推定
- 環境認識
- 自動運転システムの開発・実装
これらの3つのソリューションを提供しています。
◆空間情報・位置推定
自動運転に不可欠な空間情報を作成するソフトウェアや、データ計測システム「SEAMS(シームス)」を提供しています。独自アルゴリズムにより、高価なセンサを用いることなく、高精度な空間情報を短時間で作成することを可能とし、自己位置推定では、LiDAR、GNSS/IMU、カメラ等、複数の手法を開発しています。条件の異なる様々なフィールドに最適なソリューションや、位置推定精度・信頼性に関する体系的なアセスメントを提供しています。
◆環境認識
障害物検知を行うための物体認識ソリューションを提供しており、独自開発のアルゴリズムを実装したソフトウェアで、高精度かつリアルタイムな物体認識を可能とします。LiDAR、カメラ、Radar等のマルチセンサーに対応することで、条件の異なる様々な環境に合わせた最適なセンサー構成を提供しています。
◆自動運転システムの開発・実装
Autowareを用いた自動運転車両構築、走行環境に合わせた車両適合、シミュレーターを活用したシナリオ評価、現地オペレータ対応等、自動運転システムの開発における幅広いソリューションを提供しています。