東北大学加齢医学研究所 川島研究室の「認知脳科学知見」と、日立ハイテクの「携帯型脳計測技術」を融合して、新会社「NeU(ニュー)」が2017年8月に誕生しました。長年培った脳科学の知見と技術を軸に、社会のさまざまな分野で人に フォーカスしたソリューションを展開し、脳科学の産業応用をめざしていきます。
現在は、ブレイン(Brain)・ヘルス(Health)・テック(Tech)をビジネステーマに掲げ、
仕事や暮らしの中での脳活動の状態を安全に計測、見える化し、脳がどのような反応をしているのかを解析します。その解析技術の提供や解析結果を基に、以下のソリューションを展開しています。
◆脳活動を見える化する技術:fNIRSハードウェア&システム
研究者向けに20年以上に渡る技術開発により、日常に近い環境で脳活動を計測することができるウェアラブルなfNIRS(光トポグラフィ)を提供しております。
◆脳を鍛える技術:ブレインフィットネス
脳を健康に維持するためには、脳の状態をチェックしたり、脳を鍛えたりすることが大切です。日常で使える小型の脳活動センサーを活用し、科学的根拠に基づいた商品・サービスを提供します。
◆ヒトの生体指標をマーケティングに活かす:ニューロマーケティング
ニューロマーケティングとは、脳科学の知見を活用し、消費者心理や行動への理解をより深めていくマーケティング手法です。具体的には、脳活動をはじめとしたヒトの生体信号を計測することで、従来型のアンケートやインタビュー等による主観的な評価ではとらえきれなかったヒトの無意識=本音を分析し、商品開発や広告宣伝などに役立てていきます。