わかちあいプロジェクトは、フェアトレードや難民支援活動を通して、開発途上国の人々を支える国際協力NGOです。1992年にドイツを訪問した際にフェアトレードのしくみを知り、日本で最初の国際フェアトレード認証コーヒー（カフェ・マム）の販売を開始しました。世界中から製品を取り寄せ、国内では最も多くの国際フェアトレード認証製品を取り扱っており、様々な地域の生産者の自立につなげています。また同じ頃、アフリカ・ソマリア難民救援をきっかけに継続的に難民支援活動に取り組み始め、現在までアジアやアフリカ、中東の難民生活を余儀なくされる方を支援しています。

途上国のコーヒー生産者が、苗を育て、肥料をやり、日々の農作業を通して大切に育てたコーヒーの実がようやく収穫を迎えても、コーヒーの「国際市場価格」は、天候による不作や収穫量の増大による供給過剰、投機マネーの流入によって乱高下します。市場の知識や情報にうとかったり、業者との交渉の手だてを持っていない、立場の弱い生産者は、ときには仲買人のいいなりに、生産コストを下回る価格で売らざるを得ない状況に追い込まれます。 国際フェアトレード認証機構は、この不公平な仕組みを根本から見直すべく、新たな貿易の形を促進しています。基準を満たした良い生産物を世界の市場より高い価格で、しかも生産者が債務の罠にはまらないように前払いでかつ長期の契約を結ぶという貿易のルールを作りました。 国際フェアトレード認証の対象となるものは、世界の市場で、広範囲かつ大規模に取引される作物や製品、およびその加工品です。それぞれの品目区分に、地域ごとの「フェアトレード最低取引価格」と「フェアトレード・プレミアム（奨励金）」が定められています。 フェアトレードの商品を購入することで、誰でも気軽に途上国の生産者を支えることができます。 フェアトレードは、誰もが参加できる身近な貧困問題への取り組みです。

わかちあいプロジェクトは代表のほか、スタッフ４名の小さな団体です。世界中の国々から仕入れた様々なフェアトレード商品を日本のみなさんへ届けるため、スタッフがアイディアを出し合って、原料さがし、輸入、商品開発、販売、プロモーションまで行っています。思考錯誤しながらの商品づくりで、毎日が学びの連続です。あなたのアイディアから新しいフェアトレード商品が生まれます！一緒にフェアトレードを広めていきましょう！

何億人もの人々が、お腹いっぱいに食べることができず、あったかい家もなく、ボロボロの服を着て暮らしている世界・・ こんな悲しい世界を変えたい、誰かのために自分にできることをしたい、 そんな想いを行動で実行してみませんか？ わかちあいプロジェクトは、一人ひとりができることをやること、自分の持つ知識や経験、冨を「分かち合う」ことが、良い世界につながっていくと信じています。 その活動の一つが「フェアトレード」です。 フェアトレードは、途上国の人々と公平な取引をすることで、生産者の未来をつなぐ一方で、 日本の誰もが日々の買い物を通して、気軽に国際協力に参加できる機会をつくりだします。 普段身の回りにあふれている商品が、どこから来ているのか、誰がどのようにして生産しているのかを伝え、フェアな世界へと導き出していくのがわたしたちのお仕事です。 途上国の生産者について知りたい、 国際貿易やフェアトレードの仕組みを知りたい、 商品の企画・販売・プロモーションに興味がある、 国際協力NGOで活動してみたい、 そんな方のご応募をお待ちしています！ 【業務内容】 フェアトレードの普及・商品開発・プロモーション全般に携わっていただきます。 具体的内容は、あなたの得意なことややりたいことをヒアリングした上で、スタッフと一緒に決めていきます。 例えば・・ ・新しいことを考えたり、企画するのが好きな方　 →魅力的なフェアトレード商品を作っていくため、商品のパッケージやラベルを考え、チラシを作る ・アクティブな行動派の方 →イベント販売でお客様と話したり、取引先店舗を訪問して営業活動 ・生産地について知りたい方　 →フェアトレード原料の仕入れ元の国や生産者団体について、資料や写真をまとめて、ウェブサイトやニュースレターでお客様に紹介、知識を広める ・データや数字が得意な方　 →市場動向や売上げ分析、アクセス解析から、今後の戦略をつくる できることは様々！ チームの一員としてスタッフと同じように働いていただくことで、仕事の経験と実績を得ることができます。 また、仕入れたてのフェアトレード商品を誰より先に試食できます☆ あなたのご応募お待ちしています。