成長産業として伸び続ける宇宙技術領域。地球観測衛星の宇宙ビッグデータ(気象データ・地形データ等)と地上の計測や知識情報などの様々なデータを活用して、革新的な土地評価サービスによる地球規模の課題解決に取り組んでいます。
近年は、気候変動による異常気象や気温上昇が増加し、各国社会や産業に影響が表面化しはじめています。地球観測データでモニタリング、予測、確認をしながら地球が今後立ち向かうべき課題に、農業、インフラ、再生可能エネルギー、不動産、金融、防災など多様な業界のステークホルダーと一緒に解決していきます。
内閣府宇宙ビジネスコンテストS-Booster2018トリプル受賞をきっかけに誕生したJAXA公認ベンチャーとして、グローバル同時展開で社会的インパクトのある事業創りを目指しています。
◆膨大な宇宙ビッグデータで意思決定をナビゲートする土地評価エンジン『天地人コンパス』
天地人のプロダクトである土地評価エンジンは、特許出願済みの技術です。
(特願2019-156939 土地適性評価装置、土地適性評価方法、及びプログラム)
宇宙では絶えず膨大な地球のデータ集めていますが、そのビッグデータの中をナビゲートしたいという思いを込めて、『天地人コンパス』と名付けました。
農業などの一次産業だけでなく、インフラ、再生可能エネルギー、カーボオフセット、不動産、金融など幅広い分野で、顧客課題と社会課題にデータに基づくスピーディな意思決定をサポートしていきます。
◆自治体向けインフラサービス 水道管路の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス宇宙水道局」
「天地人コンパス宇宙水道局」は、水道管の漏水リスク管理業務システムです。地球観測衛星から観測したデータ(宇宙ビッグデータ)と、水道事業者が保有する水道管路情報や漏水履歴、オープンデータなどの様々な情報を組み合わせて、AI(機械学習)で解析することで、約100m四方の地区ごとに漏水リスクを評価し、本システムで確認・管理できます。
2022年度に行った内閣府との実証実験や他自治体へのヒアリングを通して、本システムの期待できる点検費用が最大65%削減、調査期間が最大85%削減とされています。
参考動画:
https://www.youtube.com/watch?v=HcXgoKhqYiQ
<<最近の話題はこちら>>
・株式会社日本政策投資銀行(DBJ)をリード投資家としてシリーズAで2.5億円の資金調達を実施。
https://tenchijin.co.jp/pressrelease/2512/?hl=ja
・第7回インフラメンテナンス大賞の「厚生労働大臣賞」を受賞
https://tenchijin.co.jp/pressrelease/2336/?hl=ja
・ダムや、河川、湖、貯水池の分析に。水域の変化を表すデータから土地を評価できるWebGISサービス『天地人コンパス WaterWatch α』を開発。アカウント登録の必要なく無料で利用可能
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000045963.html
・JAXAベンチャー天地人、Creww・Google for Startups主催のアクセラレータープログラム「Global Sustainability Accelerator」に採択
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000045963.html
【事業会社取組・共同開発など】
・欧州の衛星開発ベンチャーConstellRとMOU締結。世界をリードする衛星群による地表面温度データのビジネス利用へ
・国内大手の米卸神明ホールディングスと業務提携契約を締結
・明治大学、誠和と衛星・農業データの連携による栽培の高度化の実証試験開始
・食と先端技術共創コンソーシアムにて研究開発
・最大級のキャンプ場企画・運営会社の株式会社Recampと業務提携を締結
・総務省実施「電波資源拡大のための研究開発」における共同研究開発
・JAXAと宇宙ビッグデータ米の栽培における気候変動観測衛星「しきさい」由来の水田環境プロダクトの開発を目指した共創活動を開始
【会社紹介資料】
https://docs.google.com/presentation/d/1cYeUMHad-xLJ78_BQekZXw_u33KwAKSW2K5HCYxCF88/edit#slide=id.p