REAPRAは諸藤周平氏が2015年に作ったベンチャービルダーで、アジアを主な市場として、産業創造の旗手となる起業家を育てることに注力し、グループとしての産業創造で社会に貢献します。現時点では日本・東南アジア・中国の14カ国で63の企業に投資しています。
諸藤周平氏が25歳の時、エス・エム・エス(東証プライム上場)を創業しました。 11年間にわたり代表取締役社長として同社の持続的な成長を牽引した後、36歳で同社代取を退任し、REAPRAを設立し、多くの起業家を支援してきました。
REAPRA的なアプローチにはいくつかの特徴があります。
・社会と共創する熟達(MCCWS):起業家が自らの強い原体験から、何かしらの生きづらさを感じ、特定のテーマ(社会的課題)への執着心から起業の道を選び、社会との共創を重ねていく中で、自分も企業も熟達して行くような起業アプローチを支援しています。
・長期主義:機会主義的に起業するのではなく、起業家が本気で執着できるテーマについて、十分に長い時間をかけて学習変容して行き、次の世代に渡せるような長生きの企業を作ることを目指しています。
今が小さい・将来が大きい(PBF):起業家が十分に学習する余裕を持てるために、今は複雑性があってまだ小さいが、将来的にはきっと社会に必要とされて、大きくなっていくのに違いないと信じられるような領域を選んで投資・産業育成します。
・意識の成長:起業家が強い産業リーダーになれるよう、単に知識・経験的な成長だけではなく、知性・意識を進化に重心を置き、起業家が自分ではなかなか気づかない学習・思考の癖に気づくように伴走し、また日々の実践を通じて学習変容できるように寄り添って支援します。
・陳腐(成熟)な切口:投資後、起業家が学習変容しやすいように、最初のビジネスの切口として、あえて既にビジネスモデルが成り立っている(プロダクト・マーケットフィットが既に証明されている)ところを選びます。そこで過去の癖を変容させ、また組織としてオペレーション・エクセレンスを築いでから、次のステップに向かいます。